平成26年度適正家畜生産規範学実習(宮崎大学)
 
平成26年9月2日(火)から4日(木)にかけて、平成26年度適正家畜生産規範学実習を宮崎大学木花キャンパスおよび農学部附属フィールド科学教育研究センター住吉フィールドで開講いたしました。本実習では3大学合計30名の学生が参加しました。 
 
実習内容1. 家畜疾病診断実習
 適正な家畜生産を行うためには、リスク管理および疾病予防が重要であり、疾病を診断する技術を身に付ける必要があります。そこで、PCR-RFLP法によるチェディアック-東症候群における遺伝子診断技術についての実習が行われています
家畜疾病診断実習の様子1 家畜疾病診断実習の様子2 家畜疾病診断実習の様子3
  
 実習内容2. 食品衛生学実習
 食の安全を確保するためには、食品加工現場だけでなく消費者自身も適正な衛生管理を行う必要があります。そこで、HACCP(危害要因解析必須管理点)の観点を取り入れ、一般家庭における食肉調理時のCCP(必須管理点)を理解する実習が行われています。
 
食品衛生学実習の様子1   食品衛生学実習の様子2
 
実習内容3. 飼養管理実習
 家畜の品種は地域で異なる場合が多いのですが、適正な家畜生産を行うためには、地域に適した飼養管理技術を身につける必要があります。宮崎大学では、東海大学とは異なる品種のホルスタイン種(乳用牛)および黒毛和種(肉用牛)の飼養管理実習が行われました。 
肥育牛における飼養管理実習の様子 人工哺乳実習の様子 ホルスタイン種を用いた搾乳実習の様子 
  
実習内容4. 畜舎環境管理
 適正な家畜生産のためには、畜舎環境を適正に管理・記録する必要があります。そこで、データロガーを用いて畜舎の温湿度管理記録する技術に関する実習が行われています。  
   
   畜舎環境管理実習の様子  
 
実習内容5. 草地管理実習
 南九州低標高地では、暖地型牧草である矮性ネピアグラスの永年草地に他の草種を追播することにより、小面積の永続的な放牧が可能とされています。そこで、矮性ネピアグラスと畦間牧草の草量調査と放牧牛の行動観察を行いまし た。  
 
草地管理実習の様子1  草地管理実習の様子2   草地管理実習の様子3
 
実習内容6. 繁殖診断実習
 適正な家畜生産には、家畜の健全な繁殖が不可欠です。そこで、直腸検査や超音波画像による繁殖診断技術に関する実習が行われました。この他、聴診器を使って呼吸音や心拍音を聞く実習も行われています。
 聴診器を用いた実習の様子 直腸検査実習の様子   超音波を用いた繁殖診断実習の様子
  
実習内容7. 超音波技術実習
 高品質な畜産物を生産する上で、肉質の早期推定は必要不可欠な技術となっています。そこで、超音波装置による牛生体における肉質の画像診断を行う実習が行われています。今年度は、牛の栄養状態を調べる栄養度判定実習も行われました。 
 
 栄養度判定実習の様子  超音波画像診断実習の様子