適正家畜生産規範学(平成28年度第1回集中講義)


平成28年4月に発生した熊本地震で、東海大学農学部校舎が甚大な被害を受け、本年度の同大学教員による講義と学生の受講ができなくなりました。このため、平成28年度適正家畜生産規範学第1回目の集中講義は、7月2日に宮崎大学、南九州大学宮崎キャンパスおよび同大学都城キャンパスの3地点をテレビ会議システムで結んで開講されました。東海大学教員による講義は、昨年度作成したコンテンツを用いて行われました。


   
 徳永委員による講義の様子  西脇委員による講義の様子

1回講義「総論」は、宮崎大学農学部 徳永委員と西脇委員が担当し、本教育プログラムの目的、我が国の畜産業を取り巻く状況、GAPなどの国際的規範の概要、国際的規範に沿った畜産の必要性とGAP導入を目指す日本の畜産業の方向性などについて、講述しました。

 
 北原委員による講義の様子

第2回講義「家畜の繁殖」では、宮崎大学農学部 北原委員が、家畜の繁殖サイクル、ホルモンによる繁殖制御や発情周期といった生理面、さらには人工授精や妊娠診断といった技術、家畜生産における繁殖管理の重要性などについて講述しました。


   
 プラダン委員による講義の様子

高橋委員による講義の様子

3回の「家畜の栄養・飼料」では、東海大学農学部のプラダン委員による物質循環型家畜生産の重要性、家畜生産に重要なGAP事項、そして我が国における飼料生産の利用・拡大の方向性についての講義を視聴し、その後、宮崎大学農学部 高橋委員が家畜の栄養、飼料の栄養素から家畜の消化・吸収、そしてGAPの視点から読み解く飼料学について講述しました。


 
 伊藤委員による講義の様子

4回「家畜の飼養管理」では、東海大学農学部の伊藤委員による家畜管理学の目的、国内外におけるアニマルウェルフェアの現状、そしてアニマルウェルフェアに配慮した飼養管理を目指す世界的な動きと我が国の畜産の方向性についての講義を視聴しました。


   
 芝田委員による講義の様子  石田委員による講義の様子

第5回「家畜の品種と育種学」では、東海大学農学部の芝田委員による、世界と日本の畜産の歴史や家畜の品種などについての講義を視聴し、その後、宮崎大学農学部 石田委員が、和牛の登録システムによるトレーサビリティーと和牛の品種改良の手法、新たな家畜改良目標などについて講述しました。