平成28年度適正家畜生産規範学実習(宮崎大学)
 

 平成28年8月29日(月)から31日(水)にかけて、平成28年度適正家畜生産規範学実習を宮崎大学木花キャンパスおよび農学部附属フィールド科学教育研究センター住吉フィールドで開講いたしました。本実習には、2大学計19名の学生が参加しました。

 
 

実習内容1. 家畜疾病診断実習 
 適正な家畜生産を行うためには、リスク管理および疾病予防が重要であり、疾病を診断する技術を身に付ける必要があります。そこで、PCR-RFLP法によるチェディアック・東症候群における遺伝子診断技術についての実習が行われました。

     

家畜疾病診断実習の様子1

 家畜疾病診断実習の様子2  家畜疾病診断実習の様子3
  

実習内容2. 食品衛生学実習

 食の安全を確保するためには、食品加工現場だけでなく消費者自身も的確な衛生管理を行う必要があります。そこで、HACCP(危害要因解析必須管理点)の観点を取り入れ、一般家庭における食肉調理時のCCP(必須管理点)を理解する実習が行われました。

 
食品衛生学実習の様子1   食品衛生学実習の様子2
 

実習内容3. 飼養管理実習

 ホルスタイン種(乳用牛)および黒毛和種(肉用牛)の飼養管理実習を行いました。

 
 肥育舎における飼養管理実習の様子

ホルスタイン種を用いた搾乳実習の様子

  

実習内容4. 畜舎環境管理実習

 家畜生産を行う上では、畜舎環境を適正に管理し記録する必要があります。そこで、データロガーを用いて様々な環境の温湿度を記録し、得られたデータを考察する実習が行われました。

 

畜舎環境管理実習の様子

 

実習内容5. 草地管理実習

 暖地型牧草である矮性ネピアグラスは、牛の嗜好性が高く放牧利用に適していますが、株元や株間が空いてしまう欠点があります。矮性ネピアグラスの株間がバヒアグラスによって被われている草地において、まず、草種ごとに草量を測定し、その後ホルスタイン種の採食行動を観察しました。

 草地管理実習の様子1  草地管理実習の様子2   草地管理実習の様子3
 

実習内容6. 繁殖診断実習

 適正な家畜生産の実現には、家畜の健全な繁殖が不可欠です。そのため、直腸検査や超音波画像を用いて繁殖診断技術に関する実習を行いました。そのほか、聴診器を用いた心音の確認や頸静脈からの採血などの実習も行われました。

 繁殖診断実習の様子1  繁殖診断実習の様子2  繁殖診断実習の様子3
  

実習内容7. 超音波診断実習

 高品質な牛肉を生産する上で、肉質を早期に判定する技術はきわめて重要なものとなっています。ここでは、超音波装置を用いて生体における肉質を画像診断する実習が行われました。今年度は、画像診断に加えて、牛の栄養度を判定する実習も行われました。

 
 超音波診断実習の様子1   超音波診断実習の様子2