第一回 missing black hole ワークショップ

Topプログラム

日時

2017年11月6日(月)- 7日(火)

場所

京都大学理学研究科セミナーハウス
構内マップ(10番の建物)

招待講演者

泉 拓磨 (国立天文台)
磯部 直樹 (宇宙科学研究所)
井上 芳幸 (宇宙科学研究所)
今西 昌俊 (国立天文台)
梅村 雅之 (筑波大学)
岡 朋治 (慶應大学)
川室 太希 (国立天文台)
津名 大地 (東京大学)
長尾 透 (愛媛大学)
西山 正吾 (宮城教育大学)
前田 啓一 (京都大学)
松本 達矢 (京都大学)

世話人

上田 佳宏 (京都大学)
小林 翔悟 (京都大学)
鶴 剛 (京都大学)
寺島 雄一 (愛媛大学)
中澤 知洋 (東京大学)
信川 正順 (奈良教育大学)
森 浩二 (宮崎大学)

本ワークショップについて

次世代X線天文衛星として検討中のFORCE(Focusing On Relativistic universe and Cosmic Evolution)計画は、1-80 keV のエネルギー帯域を、15秒角以下の空間分解能、および、~10μsecの時間分解能で撮像分光するミッションで、特に10 keV 以上の硬X 線バンドでこれまでの衛星(NuSTAR)の10 倍以上の感度を持つ。そのメインサイエンスはあらゆる階層での「missing black hole」の探査である。missing black holeとは

  1. 埋もれたAGN(Compton thick AGN)
  2. 中間質量ブラックホール
  3. 銀河系内孤立ブラックホール

を含む。そこで、missing black holeに関する理解の現状と課題を整理し、FORCEで目指すべきサイエンスを明確化するとともに、多波長観測との連携を議論するため、第一回 missing black hole研究会を企画した。今回は、FORCE 企画の紹介と、関連分野で活躍されている研究者の招待講演を中心に構成する。

11月6日(月)
13:25-13:30 世話人より挨拶
13:30-14:00 前田 啓一(京都大学) 超新星による恒星質量ブラックホールの生成 pdf
14:00-14:30 森 浩二 (宮崎大学) FORCE計画の概要 pdf
14:30-15:00 梅村 雅之 (筑波大学) missing black holeに関する現状と課題:理論的立場から pdf
(休憩)
15:30-16:00 今西 昌俊 (国立天文台) 赤外線観測による埋もれたAGNの探査 pdf
16:00-16:30 磯部 直樹 (宇宙科学研究所) SPICAによる埋もれたAGNの探査 pdf
16:30-17:00 川室 太希 (国立天文台) X線観測による近傍宇宙の埋もれたAGNの探査 pdf
17:00-17:20 上田 佳宏 (京都大学) FORCEによる埋もれたAGNの探査 pdf

11月7日(火)
09:00-09:30 泉 拓磨 (国立天文台) ミリ波サブミリ波観測から期待する埋もれたAGN探査 pdf
09:30-10:00 長尾 透 (愛媛大学) 可視光観測による埋もれたAGNの探査 pdf
10:00-10:30 岡 朋治 (慶應大学) 分子雲観測による銀河系中心領域における中間質量ブラックホールの発見 pdf
(休憩)
11:00-11:30 小林 翔悟 (京都大学) FORCEによる中間質量ブラックホールの探査 pdf
11:30-11:50 谷川 衝(東京大学)中間質量ブラックホールによる白色矮星の潮汐破壊に関する数値的研究 pdf
11:50-12:20 西山 正吾 (宮城教育大学) 近赤外線観測で探る銀河系中心領域のブラックホール pdf
(昼休み)
13:30-14:00 信川 正順 (奈良教育大学) FORCEによる銀河系内孤立ブラックホールの探査 pdf
14:00-14:30 津名 大地 (東京大学) 銀河系内孤立ブラックホールの空間分布と検出可能性 pdf
14:30-15:00 松本 達矢 (京都大学) 銀河系内孤立ブラックホールのX線新星モデル pdf
15:00-15:30 井上 芳幸 (理化学研究所) 硬X線観測で探る暗黒物質としての原始ブラックホール pdf
15:30-15:45 寺島 雄一 (愛媛大学) サマリー pdf