平成24年度「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」
野生動物から宮大を守り隊
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メンバー プロジェクト代表:池田崇文(工学研究科) Supported by |
背景(1) 近年,宮崎大学農学部付属フィールド内では野生動物による作物の食害が多発しています. フィールド内で育てられている作物は,実験用に植えたものであり,野生動物による 食害によって研究が妨げられています.人間への被害も危惧されます. イノシシにより食害された跡(クリックするとイノシシの映像が見られます。) Google Chrome の場合は,一度動画を保存して閲覧ください。Internet Explorer の場合は問題ありません。 背景(2)
対策の現状
現在は,電気柵や市販の機器によって対策が講じられていますが,手間や効果に課題が残されています。 プロジェクトについて ロボットによって鳥獣被害を防ぎます。
ロボットのイメージ システムのイメージ ロボット技術を駆使して,赤外線カメラ,合成音声と高輝度LED光源を用いた新たな鳥獣害対策装置を開発し,野生動物による作物または人間への被害の現状を改善することを目的としています。夜の野生動物は,人間に懐中電灯で照らされることを非常に恐れる性質を利用し,赤外線カメラで野生動物の位置を検出し,内蔵スピーカーから「こらっ!」という合成音を発すると共に野生動物の動きを高輝度LED光源で自動追従し,周辺から,野生動物を追い払うロボットを開発します.
野生動物対策用のロボットを開発し,作物被害の現状を改善することを目的としています. 2013年1月25日 設置 離れた場所(研究室)から遠隔操作できるようになっております。
2013.1.27 追い出し成功しました。 ただし,威嚇装置が働く前に逃げていきました(モーターの動作音に気付いたようです。) Google Chrome の場合は,一度動画を保存して閲覧ください。Internet Explorer の場合は問題ありません。 2013年2月7日 ロボット設置前までは毎日出現していたイノシシが,ここ数日現れなくなっております。威嚇装置(光と威嚇音)が作動する前にロボットモータのかすかな動作音に警戒していると思われます。威嚇装置の効果が確認できておりませんが,ロボットを設置するだけでもかなりの効果が出ているようです。引き続き,実験を行います。 プロジェクトの効果
役割分担
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お問い合わせ 工学部 環境ロボティクス学科 計測制御学研究室
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キーワード:イノシシ,ロボット,撃退