1. 実験室の分光器では光源としてタングステンハロゲンランプの光を用いています。今、ランプのフィラメント温度が1000+学籍番号下三桁*(K)であるとしたときの、このランプから出てくる光の波長スペクトル(絶対値は任意強度でよい)を求めなさい。レポートにはスペクトル図を張り付けて下さい。(ヒント:黒体輻射によるプランクの輻射式のスペクトルを、波長を横軸にして描けばよい。)
  2. 太陽の表面の温度は6000Kであると言われています。太陽光から出る光はどの様な波長領域にわたっているのか、スペクトルを描きなさい。 この場合も縦軸は任意強度として、問1と同じ図面に描いて下さい。
  3. 上で求めた二つのスペクトルを比較して、スペクトルのピーク波長が、温度が上がるほど紫外領域へシフトすることを確かめなさい。
  4. 地球上では太陽光が様々な理由で吸収されます。その理由について、簡潔に述べなさい。
  5. 光スペクトルを表す際に「エアマス」という概念が使われます。そこで、AM-0とAM-1の違いについて簡単に述べなさい。

       *学籍番号72090990の場合は、1000+990=1990 (K)