Last modified: Wed Aug 10 08:34:05 JST 2016

宮崎大学 工学部 情報システム工学科 2016年度前期 授業科目:情報工学特別講義

単位数:2単位
対象:3,4年次
日程:集中講義 2016年8月29日(月)〜 9月1日(木)
教室: 工学部 A-116 講義室
初回は A-116 で 10:30 から.
担当教員:松葉 育雄 先生 (千葉大学 大学院融合科学研究科,工学部情報画像学科)


概要

 不規則に変動する時系列データを生成するカオスは、不規則変動がノイズに由来すると考える統計モデルに対して、その原因が非線形なメカニズム自体でありノイズを必要としない。講義では、時系列の非線形性に着目して、カオスに対する入門的な解説を行う。

教育目標

  1. カオスに関する基礎知識を理解する.
  2. 不規則に変動する時系列データを生成するカオスの重要性を理解する.
  3. 不規則変動の原因は非線形なメカニズム自体にありノイズを必要としないことを理解する。
  4. 現実の対象に応用するためのカオスの基本的な知識を習得する。

授業計画

本講義は以下の内容を取り入れた集中講義である。

1. カオスとノイズ
2. カオスの本質
3. ポアンカレ写像
4. 安定性解析
5. 分岐理論
6. いろいろな分岐図
7. リアプノフ指数
8. フラクタル次元
9. ローレンツモデル
10. いくつかの計算例
11. 確率密度と不変測度
12. カオスと情報
13. アトラクタの再構成
14. いくつかの応用事例
15. まとめ

 (これはあくまで予定であって、変更の可能性があります)

文献・教材

参考書


成績の評価基準

レポートにより評価する。 集中講義なので十分な時間をかけた課題は出せないが、カオスに関連する調査等にもとづいたレポートを必要に応じて与える。