論文を出版しました

本研究室の金丸さんが中心となって、Ｘ線分光撮像衛星 XRISM に搭載するＸ線CCD素子のデータ解析の結果を論文として出版しました。おめでとうございます。 この論文は、CCD素子でＸ線のエネルギーを測定する際の性能に大きな影響を与える電荷転送非効率に関する研究論文です。XRISM 衛星に搭載して実際に宇宙に打ち上げる CCD 素子を使って実験し、取得したデータの解析を行いました。 その結果、電荷転送非効率をこれまでよりも詳細にモデル化することによって、電荷転送非効率の影響をよりよく補正できることが分かりました。新しく作成したモデルは、CCD 素子が観測するＸ線天体データの補正にも使用される予定です。 論文と要旨は、arXiv, 出版社ページから読むことができます。