News & Diary
論文を出版しました
共同研究者である宮崎大学助教の武田先生を中心に、次世代X線天文衛星 FORCE 搭載に向けて 開発中のX線 SOI-CMOS 検出器のイベントパターン処理機能を開発し論文として出版しました。 おめでとうございます。この論文は、X線 SOI-CMOS 検出器でのイベントパターン処理をオンチップで行うための回路の開発に関する論文です。 開発した回路を実装した XRPIX6E を用いて、機能検証のためX線、β線を検出した際の波高値情報とパターン情報について調査しました。 結果として、波高値情報とパターン情報の関係は意図した通りのものであり、オンチップでのパターン処理が正常に行えていることが確認できました。 また、X線、β線によるパターンの傾向に差があることもわかり、バックグラウンド成分の除去等への応用が期待されます。 要旨は、出版社ページ から読むことができます。