生理学教室での研究手法
(これまでの発表論文で経験したもの)
1)動物(主にラット)の手術に関連すること(生理学講座515室) @中枢、神経系:脳室内投与(側脳室、第3脳室カニュレーション、慢性投与ミニポンプカニュレーション)、神経核電気破壊、神経核熱破壊、神経核薬物投与、迷走神経切除など A各種臓器摘出手術(in vivo実験);甲状腺、副腎、精巣、卵巣、松果体、眼球、胃、顎下腺、下垂体 B移植手術:下垂体腎臓胞膜下移植、松果体角膜下移植など C胃カテーテル装着による胃内連日投与法 |
![]() 脳定位固定装置3台、破壊装置 |
2)血液、組織液、組織などの特殊サンプリング技術(生理学講座515室) @慢性的脳脊髄液採取(オリジナル):ラット脳脊髄延髄槽への慢性カニュレーションにより1回100μl採取可能、連続採取も可能 A血液連続採取法、頚静脈、頚動脈カニュレーションにより血液の頻回採取 B尾部切開法(オリジナル)により頻回採取 C神経核のパンチアウト(オリジナル)(1匹のラットから、lateral hypothalamus, ventromedial hypothalamus, suprachiasmatic、nucleus, median eminence, praventricular nucleus, arcuate nucleus、supraoptic nucleus, thalamus paraventiricular nucleus, dorsal raphe、nucleus, substantia nigra (reticular part), locus coeruleus, nucleus、solitary tractを採取する)遺伝子検索やmRNAのリアルタイムPCRに最適 D迷走神経節など分かりにくい組織の採取 E胎児14,15、17日齢の各種組織の採取(顕微鏡下) |
3)細胞、組織培養技術(生理学講座508室) 細胞:各種神経核の神経細胞培養(オリジナル)(視交叉上核神経細胞培養でのリズム観察など)、迷走神経節細胞培養(オリジナル)、松果体細胞培養(オリジナル)(ヒヨコ松果体では長期メラトニンリズム観察可能)、下垂体細胞培養、副腎皮質細胞培養、黄体細胞培養 組織:網膜組織培養、胎児卵巣組織培養 |
![]() 蛍光顕微鏡 |
![]() 組織培養用インキュベーター |
![]() 細胞環システム |
4)ホルモンの測定や血液生化学物質の測定(生理学講座509室,IRセンター) 現在当研究室保有抗体で測定可能なホルモン:メラトニン、テストステロン、エストロゲン、プロゲステロン、(コルチゾル)、ラットGH, ラットPRL, 牛GH, 犬GH, 羊GH、グレリン、レプチン、オキシトシン、バゾプレッシン血糖、TG,総コレステロール、総蛋白質、GOP,GTP, インスリン、Ca,P, |
![]() ドライケム |
5)免疫組織染色、in situ hybridization(生理学講座501,509室) ABCキットによる一般免疫染色、蛍光抗体による免疫染色、ジオキシゲニンによるハイブリダイジェーション、32P, 35S放射性同位元素を用いたハイブリダイジェーション |
![]() ![]() ghrelin細胞の蛍光染色(左)とDAB染色(右) |
![]() クリオスタット |
![]() クリオスター NX70 |
![]() BAS5000 |
![]() スライサー |
![]() オートラジオグラフィー |
6)生理機能の解析(生理学講座515室, 動物飼育室) 体温の測定、行動量の測定(赤外線、輪回し)、非観血系血圧・脈拍測定、神経活動(MUA)の測定、リズムの解析、摂食量の測定(哺乳類、鳥類、マニュアル)、代謝(尿量など)の測定、記憶、学習の解析(八の字高架、水迷路など) |
||||
![]() 行動解析(赤外線センサー) |
![]() 非観血系血圧測定 |
![]() 回転行動計 |
![]() スズメの行動記録 |
![]() 八の字高架 |
![]() 神経MUA活動測定 |
![]() 代謝ケージ |
![]() ![]() 多電極ディッシュによる電気活動解析システム |
![]() 心拍数、脈拍、血圧測定 |
![]() 水迷路 |
7)分子生物学的研究法(生理学講座501、510室) PCR解析, DNAシークエンス、ノーザンブロット解析、リアルタイムPCR解析、トランスジェニックマウスの作成(立ち上げ中) |
![]() マイクロマニュピュレーター |
![]() PCRなど |
![]() リアルタイムPCR |
![]() DNAシークエンサー |
![]() ラットper2mRNAのin situ,ジオキシゲニン |