皆さんこんにちは。和田研M1の鎌田です。

宮崎はもう7月だというのに雨が続いています。おかげで野外での調査が大変で困ってしまいます。

先日、野外調査の際に小さなイカを見つけたので今回はそれについて話をしようと思います。

私たちが調査を行っている富土漁港では様々な生き物が見られ、イカも泳いでいる様子がたまに見られます。今回もかわいらしいサイズのものを見つけたので捕まえようと追いかけました。すると、砂地の上を通る時は透明に、岩盤の上を通る時は黒く体色が変化するじゃありませんか!

僕をしっかりと見てわずかな動きにも反応しつつも周囲の環境の変化には敏感で、その視界の広さや色の変化の速さと精度にはとても驚かされました。これでは私の下手なエギ捌きでは釣れないはずです(笑)

さてここからが本題なのですが・・・。私はこのイカを見たとき、ちょうどホタルイカ程度の大きさだったので、おいしそうだ、沖漬けやボイルを酢味噌で食べるのがいいかな?と考えました。しかし、近くにいた岩谷くんに見せて話したところ、彼はそのようなことは全く思いもせずその生態の凄さや不思議さ、なぜそうなるのかについて考えたそうです。また4年生に見せると小さくてかわいい!、スプラ○ゥーンだよ!といった反応でした。同じものを見ているのに、こんなにも見え方が違うのか!と磯にいるのに美術館を出た後のような感想を抱いて、不思議な気分になりました。

短い内容でしたが、今回はここまでとします。次の人のブログもお楽しみに。