研究室方針
当研究室での研究
当研究室では、生物実験は行っていませんが、公共のデータベースや共同研究者による実験データを利用しながら、 研究を進めていくことを行っています。下記のような研究をしています。
- 細胞内シグナル伝達系の数理モデリングとシミュレーション解析
- 疾患を対象とした遺伝子発現解析・統合解析
- 生物データビジュアライゼーションのためのソフトウェア開発
- 人工知能技術を使った応用
- 生物実験を支援するための情報技術開発
- 医学部・農学部との共同研究
(生命科学や医療に限らないこともあります)
研究室運営方針
学生の研究内容は学生が調査をしながら興味のある研究を探してもらいます。
基本的には生命科学や医療に関係するものであれば何でもよいです。
興味のある内容について、教員とディスカッションしながら、目標を決めていきます。
最初は技術や知識がなくても、研究を通して身につけることができます。
自分が将来のために何が必要なのか、を研究を通して考え、身につけていけるような人を求めています。
コアタイム
コアタイムとは、必ず研究室にいる(or 研究をしている)時間です。皆さんは研究をはじめてするわけですので、
研究する十分な時間が必要です。社会に出ると大学名ではなく、その人の価値が見られます。研究室にいる1年(学部)または
3年(修士)で、十分に知識や経験を蓄えるために下記の時間は最低限必ず研究や勉強を行ってもらいます。
* 10:00-17:00 (7時間) / 1日
ミーティング
週に1度、研究等の進捗報告、文献紹介、研究発表を行います。文献紹介と研究発表は1人が月1回担当します。 研究発表は卒研発表会と同等レベルになるようにそれまでの研究を整理して発表し、発表スキルを磨いていきます。
研究環境
学生には、1人につき1台のデスクトップパソコン、2台のディスプレイ、十分な研究スペースが利用できます。
また、共用機器としてプリンタ、サーバ、ノートパソコン等も利用できます。研究に必要であれば、有償の
東京大学医科学研究所のスーパーコンピュータを利用することができます。
よい研究成果が出れば、学会発表することもできます。(発表に必要な旅費等は研究室で負担します。)
研究室ではTeamsを利用して研究日誌をつけてもらい、教員と情報交換をしています。また、GitLabでプログラムの管理をしています。 研究室運用するためのサーバ知識をつけたい人は歓迎します。
学生部屋
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全体(部屋サイズ:730cm X 680cm):1人あたりの研究スペースが広い,机・椅子・PCがまだ新しい |
ミーティング部屋
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サーバを設置 |
学生の年間スケジュール
学年 | 月 | イベント |
B3 | 3月 | 研究室訪問・見学(相談があればいつでも可能) |
B4 | 4月 | 研究室配属、オリエンテーション |
B4 | 4月-6月 | 研究テーマ決め、研究テーマに関する勉強 |
B4 | 8月 | (大学院入試 TOEIC受験必須) |
B4 | 10月 | 中間発表会 |
B4 | 1月 | 卒業論文作成 |
B4 | 2月 | 卒業論文提出、卒業研究発表会 |
B4 | 3月 | 卒業式 |
M1 | 4月 | 入学式 |
M1 | 7月 | 学部1年生に研究紹介(授業) |
M1 | 10月 | 中間発表会 |
M1 | 12月 | 論文紹介発表(授業) |
M2 | 10月 | 中間発表会 |
M2 | 1月 | 修士論文作成 |
M2 | 2月 | 修士論文提出、修士論文発表会 |
M2 | 3月 | 卒業式 |
*MはMaster(修士学生)。修士学生は少なくとも1回は学会発表する。
*研究室懇親会などは不定期で行う。