Shiragami-Nabetani Group

Research研究内容

研究トピック グループ1

光機能性-N-混乱ポルフィリン錯体の開発

可視光および近赤外光により光酸化反応や一重項酸素の生成反応を誘起する金属ポルフィリン錯体および金属-N-混乱ポルフィリン錯体に関する研究を行っています。

ルミノール化学発光を利用した血液の脆弱性評価技術に関する研究

ルミノール発光が正常な赤血球と脆弱した赤血球で発光挙動が異なることを利用した血液の脆弱性評価技術の開発を目指しています。本学医学部の湯川教授との共同研究として研究を進めています。

生物発光を利用したがん細胞識別技術に関する研究

岩野先生@宮崎大との共同研究を行っています。

研究トピック グループ2

光刺激により駆動するアクチュエーター・人工筋肉材料の開発

ナノシートとアゾベンゼンの複合体の作製と光反応により形が変わる材料の開発を行っています。光反応によりミクロな運動を示す分子をナノシート上に並べることにより、マクロな運動機能を発現させることが可能です。運動機能の発現メカニズムを解明し、新しい機能性材料開発への応用を目指しています。

光機能性ナノスクロール材料の開発

多フッ素化界面活性剤を用いるとナノシートを巻いたナノスクロール構造を形成させることができ、新たなナノチューブ状材料として期待しています。ナノスクロールの作製技術とそのユニークなナノ構造を利用した機能材料への応用を目指して研究しています。

ナノスクロール構造を利用した微粒子のナノ構造と機能制御

ナノスクロール構造を利用した金ナノ粒子集合体の作製およびナノ構造制御と光温熱療法や光線力学療法への応用を目指した機能制御に関する研究を行っています。

ナノシートを活用した人工光合成反応の開発

ナノシート反応場を利用した人工光合成系構築に関する研究を行っています。