都井岬不食草除去作業2回目

「都井岬不食草除去作業 第二回」
先日、半野生馬が生息する都井岬で宮崎大学の学生による不食草除去作業の二回目が開催されました。

6月3日、4日の二日間で宮崎大学農学部の獣医学科22名、畜産草地学科3名が参加しました。
台風もそれ、快晴の中での作業となりました。

伸びきっている不食草たちをみんなで力を合わせて掘り起こしました。
2回目となると前回よりもコツをつかめています!
馬に見守られながら頑張りました!

今回は、2020年にオープンした観光交流館PAKARAPAKA周辺と扇山を中心に除草しました。
たくさんの虫と遭遇し格闘しながらも、綺麗にすることができました!

作業後は豪華な食事をごちそうになりました。
どの料理もとてもおいしかったです!

晴天の下でのびのびとしている馬がたくさん見られました。
母馬のそばで元気に遊ぶ仔馬はとってもかわいかったです!

【教員コメント】放牧地で採食されない場所は不食過繁地となります。本来放牧草として採食できる草が不食過繁地に併合されて採食不能になったり、頻繁に採食 される場所の草種が衰退し、裸地化するなど問題がでてきます。実際やってみると、名称不明な雑草が樹木のように木質化しており、除去作業はかなりの重労働でした。少子高齢化と若者の県外流出もあり、牧組合員だけでは草地管理が難しくなっています。若い学生ボランティアの力をお借りし、不食過繁地の縮小と可食面積の増大を目的に企画しました。

2023年06月08日