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令和7年度・第2回不食草除去作業

2025年6月28日〜29日、都井岬で第2回不食草の除去作業を行いました。 この作業は、野生馬が食べない「不食草」を取り除き、冬の採食環境を整えることを目的としています。
今回は、宮崎大学農学部から獣医学科の学生25名、畜産草地科学科の学生10名が参加し、合計35名での作業となりました。前回よりも参加者が多く、より充実した活動となりました。

こちらは作業風景の一部です。今回は天候にも恵まれ、晴天のもとでの作業となりました。炎天下での作業ではありましたが、こまめに休憩を取りながら、和やかな雰囲気の中で楽しく取り組むことができました。

2日間の成果の一部です。広い範囲に生い茂っていた不食草を、参加者全員の力を合わせて取り除くことができました。まずは草刈り機で地上部を刈り取り、その後にツルハシで根ごと掘り起こすことで、効率よく作業を進めることができました。

野茨(ノイバラ)は地下茎で増えるため、地上部だけでなく根までしっかりと取り除くことが重要です。地下茎まで根こそぎ除去することで再生を防ぎ、御崎馬が採食できる草本類の生育を促すことにつながります。

ヒオウギはアヤメ科の多年草で、葉が何枚も重なり合って扇を広げたように見えることから、名付けられたとされています。都井岬では、草原のいたるところに自生し、毎年9月ごろにはオレンジ色の花が咲きます。一部地域では絶滅危惧種となっており、今回の作業ではヒオウギを刈り取ってしまわないように注意しながら作業しました。

作業のあとは、黄金荘で食事をいただきました。地元の新鮮な食材を活かした料理はどれも絶品で、参加者一同、大満足のひとときとなりました。

今回は、馬が多く集まる小松ヶ丘での作業だったため、作業中はいたるところで御崎馬の姿を見ることができました。2日間とも強い日差しの中での作業となりましたが、休憩時間にはこまめな水分補給を行い、馬たちに癒されながら体力を回復し、無事に作業を続けることができました。

2025年07月08日

令和7年度・第1回不食草除去作業

2025年6月14日から15日にかけて、今年度1回目の不食草除去作業を実施しました。本作業は、御崎馬が食べることのできない“不食草”を取り除き、冬季の採食環境を整えることを目的としています。
今回は、宮崎大学農学部獣医学科から18名、畜産草地科学科から8名、さらに岡山理科大学獣医学部から5名、計31名が参加しました。

作業風景の一部です。皆で力を合わせて不食草の除去に取り組みました🌿

作業を行った成果の一部です。2日間かけて広い範囲の草を刈り取り、大量の不食草を除去することができました! 草刈り機の導入と手作業の併用により、効率よく進めることができ、目に見える成果を感じることができました。

ノイバラ(野茨)は、バラ科の落葉性のつる性低木で、日本のノバラの代表的な種です。主に北海道から九州にかけて全国的に分布し、山野に多く自生します。枝には鋭いトゲがありイメージ図のように地中に太い地下茎を広く伸ばしています。都井岬ではノイバラが多く繁茂していました。

ノイバラは太い地下茎を広範囲に張り巡らせています。そのため今回の不食草除去では草刈り機を導入し、作業の効率化を図りました。草刈り機を使用して、地表に出ている茎を刈り取り、地中に残った地下茎を鍬を用いて堀り起こしました。余すことなく地下茎を抜くことでノイバラの再生を防ぎ、御崎馬が採食可能な草を増やすことにつながります。

作業後は黄金荘で夕食をいただきました。地元の食材を活かした料理はどれもとても美味しく、疲れた身体に染みわたるようでした。また、畜産実習のために宮崎を訪れていた岡山理科大学の皆さんと交流する機会にも恵まれ、大学の垣根を越えた楽しいひとときを過ごすことができました。

作業の合間には御崎馬を見ることができ、今年生まれた仔馬も見ることができました!2回目の作業は6月28日29日を予定しています。次回は天気に恵まれることを願っています🌞

2025年06月23日

令和7年度 第1回宮崎県病理分科会

卒後教育の一環として、宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
当日は新規採用職員も含めて9名の参加がございました。
午前中に1例の症例発表がありました。

今回は4頭の豚のリンパ腫に関する発表でした。
豚のリンパ腫は発生数は少なく病理学的な知見も少ない印象です。
発表者の方は、リンパ球マーカーを用いた免疫染色も実施し、綺麗にまとめられていました。
一方で、免疫染色の評価方法について課題が浮き彫りとなりましたので、今年度どこかのタイミングで説明できればと考えております。

午後より、福家がスタンプ標本の作製の仕方から染色について簡単に説明を行いました。
細胞診は、標本の出来が診断の可否に直結します。
できるだけ余分な水分を取り除くこと、スタンプする際の力加減について実技も交えながら、ノウハウを習得していただきました。
ちなみに、当研究室ではライトギムザ染色を推奨しています。

宮崎大学では、卒後教育の一環として年4回程度県職員に対して獣医病理の研修会を実施しており、今回は令和7年度の最初の開催でした。

2025年05月21日

国際交流 in タイ

2025年2月13日から20日までタイを訪問しました。
今回、研究室の卒業生が勤務するチュラロンコーン大学とマヒドン大学獣医学部を訪問し、施設視察および共同研究に関する意見交換を行いました。

2日目、5日目、7日目、8日目はチュラロンコーン大学を訪問しました。
対応していただいた先生方は宮大獣医病理研究室の卒業生(アチャリア教授、ソンポーン教授、アニュテップ教授)です。
獣医学部は巨大な建物にはいっており、各フロアごとに学科が分かれていました。
獣医病理学科は8階にありました。

研究室の活動内容は、午前中病理解剖、午後細胞診、組織診の診断、研究といった形でした。
病理解剖は犬、猫、ヤギ、ブタといった小動物がメインでした。8時半から5頭前後解剖して、午前中には終了します。
解剖室は広く、解剖台が8つ、頭蓋骨を切断する機械などがあり、宮崎大学より規模が大きく、びっくりしました。
入口も外部と遮断され、長靴消毒槽などがもうけられ、ダーティーゾーンとクリーンゾーンの区分わけがしっかりされていました。
と体を保管する冷蔵庫も大きく、解剖前と解剖後の2つに分かれていました。

こちらは実験室の様子です。
自動固定包埋装置、自動染色機などといった高価な機器が整備されていました。
ライカやAMES社製が多かったです。
遺伝子検査や免疫染色も実施できるように配備されていました。

チュラロンコーン大学獣医学部は、研究室配属はなく、全生徒が同じ内容を受講するようにカリキュラムが組まれています。
訪問した際は、参加型臨床実習の一環である病理解剖実習に学生20名前後が参加していました。

3年生の病理組織と臨床病理の実習の様子です。おおよそ150名の学生が参加しています。
バーチャルスライドを活用した実習を行っていました。
学生さんはタブレットやPC端末を用いて、熱心に先生の説明を聞いていました。

6日目にマヒドン大学獣医学部とチュラロンコーン大学ナコンパトンキャンパスを訪問しました。
マヒドン大学には、ラボの卒業生であるMaxさんをはじめとする先生方と交流を深めました。
私も本学の概要と研究の説明させていただきました。

大学構内を視察しました。動物病院にはCTや超音波装置も設置されていました。また、感染症系の施設はISO17025を取得しており、教育プログラムや研究体制はしっかり管理されているように感じました。

病理検査部門には、自動固定包埋装置、薄切機、自動染色装置といった機械類が整備されていました。
剖検は月に5頭前後、生検は週20例程度実施しているとのことでした。

午後には、チュラロンコーン大学のナコンパトンキャンパスに移動して、施設の説明を受けました。
こちらのキャンパスは、おもに産業動物(馬、牛、豚等)の治療や病理解剖、研究を行う施設です。
バンコクから車でおおよそ50分程度離れた場所にあり、学部5・6年生が臨床実習も行っているとのことでした。
ヤシの木もあって、南国の雰囲気を感じました。

病理解剖室の規模は大きく、感染症専用解剖室も整備されていました。
解剖後のと体はすべて滅菌後、堆肥にする装置にいれて40日ぐらいでたい肥にしていました。
SDGsですね。

6日目は、チュラロンコーン大学に戻り、細胞診の診断に同席しました。午後からは臨床病理の実習にお邪魔しました。

最終日は、チュラロンコーン大学のスライドカンファレンスに参加しました。ACVP資格取得の先生を講師に招きディスカッションを行いました。症例は事前に配布された4症例でした。教科書にも記載がある基本的な症例ですが、学生と先生達が双方向のディスカッションを行っており、学生さんの積極性に驚きました。

タイの文化に触れる機会も設けてもらいました(遊びではありません)。
例えば、これは水上マーケット。水路に青果品や加工品を船が運んでくるところです。
また、バンコク市内にはいたるところに寺がありました。

食文化は日本人でも親しみやすいものでした。
基本的に辛い味付けですが、その辛さにもうまみがあり病みつきになります。
2月は毎日35℃をこえる日でしたので、ビールもすすみます。

1週間という期間ですが、タイの2大学3キャンパスを訪れることができました。
この経験を今後の留学生確保や共同研究に活かしていきたいと考えております。
ご対応いただきました、両大学の先生方に心より御礼申し上げます。

2025年03月14日

国試合格おめでとうございます!

2025年3月12日 国試お疲れ様でしたの会

今年の獣医師国家試験に合格した6年生の先輩方が研究室に来てくれました!

6年生へ色紙、プレゼントをお渡しました。
新しい場所でも、先輩方のご活躍を心からお祈りしています。本当にありがとうございました!

教員コメント:思い出深いのは、アフガン元留学生の退避支援活動とポスター優秀賞のダブル受賞です。ボランティアマインドがあり、優秀。新天地での活躍を期待しております。いただいた植物(カラテア)を大事に育てます。

2025年03月13日

2024年第4回病理分科会

2025年2月10日 宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
今回は食肉衛生検査所だけではなく、家畜保健衛生所の職員も参加し、総勢15名の参加となりました。
始めに農研機構鹿児島研究拠点の田中省吾先生をお招きしてご講演をしていただきました。

演題のタイトルは「ヨーネ病の概要と病変形成機序」でした。
先生には、ヨーネ菌の日本の歴史、肉眼所見、組織所見、検査方法について、詳細にご説明いただきました。
個人的には、組織で菌が発見しにくい症例(少数菌型)もあると知り、診断の難しさを感じました。
現場で働く職員から多くの質疑もあり、大変貴重な内容であったと思われます。
長時間におよぶご講演、ありがとうございました。

講演後は、県の食肉衛生検査所職員による症例検討を行っていただきました。
どれも貴重な症例で大変興味深く拝見させていただきました。
豚の肝臓、精巣および腎臓腫瘤、牛の肝臓腫瘤および脾臓腫瘤の5症例分の発表があり、田中先生にもご助言をいただきました。
個人的には、牛の肝臓腫瘤の病理発生が大変気になりました。

宮崎大学では、卒後教育の一環として年4回程度県職員に対して獣医病理の研修会を実施しており、
今回が今年度最後の開催でした。
来年度も同様の研修会を予定しております。今後も卒後教育に力を入れていきたいと考えております。

2025年02月24日

2024年第3回病理分科会

2024年11月28日 宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
昨年度、好評だった免疫染色に関する実技実習を今年も実施しました。
当日は8名の県職員の方が参加されました。

昨年度、参加できなかった職員もいましたので、今年も免疫染色法の原理やスキルについて説明させていただきました。

免疫染色はHE染色と同じぐらい広く一般に認識されている手法でありますが、細かなテクニックが求められる技法と感じています。
例えば、動物種によって反応する抗体は異なりますし、抗体毎で賦活化条件や発色時間も変わってきますので、
その点について丁寧に説明を行いました。

参加者より、「染色後の評価(陽性陰性の判断)が個人レベルでは難しい」との声がありましたので、顕微鏡下で今回染色した標本の評価を行いました。
症例の適切な評価はもちろん大切です。
加えて、陽性対照と陰性対照の染色結果の確認やヘモジデリンなどの生体内色素との鑑別も重要で、これらを怠ると偽陰性あるいは偽陽性と判断してしまう可能性があります。今回は染色後の標本の評価についても説明させていただきました。
県職員向けの病理研修会は、今回が3回目の開催でした。引き続き卒後教育には力を入れていきたいと思います。
次回は2月に外部講師を招いた研修を実施する予定です。

2024年12月27日

2024年度同門会

長年の歴史を誇る同門会を6年生の卒論発表後の11月29日に開催しました。当日は当研究室を卒業された6名の先生方にご参加いただきました。今年も和食の橘さんにお世話になり、おいしいお料理を先生方が差し入れしてくださったお酒とともに楽しみました。

同門会の中では、平井先生から研究室や獣医学科についての報告、参加者皆様の近況報告を行いました。会話の中では先生方の経歴や会社の話、最近の感染症の話等様々なことについてお聞きしたり意見交換を行いました。とても有意義な時間を過ごせ、先生方からも楽しかったという言葉を聞くことができ、とても嬉しかったです。
ご参加いただいた先生方、ありがとうございました!来年度の参加もお待ちしております!

2024年12月02日

毒性病理学2024

11月14日にメディフォード株式会社に勤務されている涌生先生に毒性病理学について講義していただきました。涌生先生は本研究室の卒業生です。新薬を開発するうえで毒性試験は必要不可欠な工程であり、そこには多くの獣医師が携わっています。動物だけでなく、人の医学に関われる、獣医師という職業の幅広さと重要性を改めて認識できました。

講義後は本研究室に所属する4年生と5年生に向けた就職説明会をしていただきました。メディフォード株式会社で務める獣医師がどのような仕事に従事しているかお聞きすることができ新たな選択肢を考えるとても良い機会となりました。その後昼食会では涌生先生の数々の興味深い学生時代のお話をお聞きしました。本日はこのような機会を設けていただきありがとうございました。

2024年11月14日

令和6年度 第2回宮崎県病理分科会

卒後教育の一環として、宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
当日は卒業生でアイデックスラボラトリーズに勤務するアンジェリン先生をお招きして、
会社の概要、細胞診、メラノーマに関するご講演をしていただきました。

細胞診はプロでも悩ましいもので、特にリンパ腫とリンパ節過形成の違いは、なれた人で無ければ判断が難しいと感じます。当日は、その点について事例を交えながら分かりやすく説明頂きました。現場で働く職員からは、細胞診の標本の作製や染色のコツ、牛豚のメラノーマに利用できる抗体の有無などといった多くの質疑もあり、大変貴重な内容であったと思われます。長時間におよぶご講演、ありがとうございました。

午後からは宮崎家畜保健衛生所の職員より、リンパ節の腫脹を伴わない若齢牛の地方病性の牛伝染性リンパ腫(EBL)の事例紹介がありました。症例ではリンパ節の腫大を伴わない著しい脾腫がみられ、典型的なEBLとは異なっていました。大変勉強になりました。御発表ありがとうございました。

宮崎大学では、卒後教育の一環として年4回程度県職員に対して獣医病理の研修会を実施しており、今回は令和6年度2回目の開催でした。次回は、免疫染色の講習を実施予定です。

【追加コメント】アンジェリン先生はマレーシアの大学を卒業後、当研究室で博士号を取得されました。語学堪能で、優秀で、後輩の面倒見が良く、まるで助教のようでした。今回、こちらの細かな要望に対して、全て完璧に応えていただき大変満足しています。ありがとうございました。TH


2024年11月13日

アチャリア先生ご来訪

本研究室の卒業生であるタイのChulalongkon UniversityのAchariya Sailasuta先生が来室されました。

午後にはOne Healthについての講演会をしていただきました。貴重な機会を設けていただきありがとうございました。またいつでもいらしてくださいね。

2024年10月16日

病理学研究室へようこそ!

10月から新しく留学生のハルーンさんが仲間入りしました!ハルーンさんはパキスタンからいらっしゃいました。大学院生のため、2年間在学される予定です。

10月3日には入学式がありました。福家先生と一緒に出席し、ほかの留学生さんや先生方と記念写真を撮りました。学長先生の隣に自ら座ったそうで、意欲があってさすがだなと感心しました。

手続きなどもひと段落し、10月10日のお昼休みには歓迎会としてたこ焼きパーティーをしました。たこだけでなく、お餅や魚肉ソーセージ、キムチなど様々なたこ焼きを楽しみました。皆さんおいしいと言ってくださって嬉しかったです:)

日本語についても勉強熱心で、ノートにはたくさんのひらがなを練習していました。教えた日本語も繰り返し練習している姿をよく見かけます!私たちも負けていられません!!
みんなで更に研究活動に励んでいきましょう~!

2024年10月11日

馬追い2024

都井岬で一年に一回の恒例行事、「馬追い」に参加してきました!馬追いは江戸時代、生まれた若駒を捕獲搬出するために始まったとされる歴史ある伝統行事です。現在、御崎馬を守る保護活動の一環として毎年実施されています。

一日目は御崎馬を誘導して、採血や駆虫作業を行うための広場に追い込みます。写真のように大きな円を作り、御崎馬を囲い込みます。全体の連携が必要となる難しい作業でしたが、今回は101匹中81匹を保護することができました。

二日目は採血と駆虫薬投与をしました。枠場にならべ、一頭一頭、丁寧に作業を実施しました。普段は触れることのできない御崎馬に触れるとても良い機会になりました。

都井岬にある宿泊施設、「黄金荘」と「海洋荘」にお邪魔しました!とても豪華な夕食をご用意していただき、疲れが吹き飛ぶほどの絶品でした。本当にありがとうございました。

一日目の夕方、とても綺麗な夕焼けを見ることができました。馬追いを通して、都井岬の魅力を存分に味わい、より一層この活動の重要性を感じることができました。牧組合のみなさま、黄金荘、海洋荘のみなさま本当にお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。

2024年10月01日

改修工事終了のお知らせ

獣医棟の改修工事に伴い農学部棟に1年間ほど引越ししておりましたが、この度、病理学研究室は獣医棟へ戻ってまいりました!

新しくなった学生部屋です!学生部屋の東側の壁には卒業生の木札が飾られおり、先輩方に見守られながら学生は日々研究に励んでおります!

主に染色や薄切作業に利用しています。夜な夜なパラフィンを吸う掃除機の音がするとかしないとか・・・。

剖検室では新たにエアコンとシャワー室、検体保管室が設置されました!ここでは日夜学生が剖検や切り出しを行っています。

実験室や鏡顕室も改修され、リニューアルしました!鏡顕室の窓側の壁には先輩方が残された貴重なスライドが保管されています。学生の研究活動に活用させていただいています!

2024年08月20日

2024年不食草除去作業2回目

「都井岬不食草除去作業 第二回目」
2024年6月29日から30日にかけて今年度2回目の不食草除去を行いました。この作業は、御崎馬の冬場の餌を確保するために、馬が食べられない、いわゆる“不食草”を取り除くというものです。

今回の作業には畜産草地科学科の学生18名、獣医学科の学生15名の計33名が参加しました。他学科同士で交流を持つことができ、とても楽しかったです!

天気の心配がされましたが、なんとか2日間作業を行うことができました。1日目はイベント広場周辺、2日目は海洋荘周辺で作業を行いました。みんなで一生懸命に取り組みました。

実際に作業を行った成果の1部です!みんなで協力して草の山をたくさん作れるくらい刈り取りを行いました。作業の成果が実際に目で感じられるとやりがい感じられてうれしかったです。

お昼はお弁当を、夜は黄金荘で食事をいただきました。昼食夕食ともにおかずの品もとても多く、どれも絶品でした!黄金荘の皆さんありがとうございました。

作業中にも食事中の馬たちをみることができました。たくさん食べて元気にこれからも長生きしてほしいです!また会えるのを楽しみにしています。

2024年07月02日

2024年不食草除去作業1回目

 昨年に引き続き、半野生馬が生息する都井岬で宮崎大学の学生による不食草除去作業が6月1日、2日に開催されました。この作業は、御崎馬の冬場の餌を確保するために、馬が食べられない、いわゆる“不食草”を取り除くというものです。今年度は二回の作業を予定しており、今回はその第一回目となります。

今回の作業には畜産草地の学生10名、獣医学科の学生18名、計28名が参加しました。天気にも恵まれ、皆で汗を流しながら一生懸命に作業を行いました。鍬の使い方も牧組合の方々に教えていただき、みんな二日目にはレベルアップしていました!!

汗を流した後の夜ごはんは黄金荘でいただきました。量はボリューミーで何といっても、串間のお魚は作業後の体にしみわたる絶品でした♡黄金荘のみなさん、本当にありがとうございました!夜ごはんを食べながら組合長も含めみんなでお話をすることができ、とても楽しい時間を過ごせました。

休憩中には近くに仔馬が遊びに来てくれました。周りに人が集まっても動じず、シャッターチャンスに一同カメラを向けていました。海を眺めながら語り合う先輩方の背中はたくましかったです!

作業場の周囲には季節の花、紫陽花がたくさん咲いていました。天気が良かったこともあり、たくさんの岬馬、そして仔馬を見ることができて嬉しかったです。皆さんも是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか!?きっとかわいい岬馬が迎えてくれます!
第二回目の作業はは6月29日、30日を予定しています。二回目も楽しめるよう、天気に恵まれることを願っています🌟

「管理者コメント」 普段の講義や実習では見られない活き活きとした表情。皆さん、楽しそう!

「管理者コメント」今回の参加者は女性21名、男性10名でした。次回の参加、お待ちしております。

2024年06月04日

令和6年度 第1回宮崎県病理分科会

卒後教育の一環として、宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
昨年度まで獣医棟改修のため図書館で実施していましたが、改修が終わりましたので新しくなった鏡検室で実施しました。
午前中には症例検討2例の発表がありました。

今回は2例ともブタのリンパ球系腫瘍に関する発表でした。
ウシでは牛伝染性リンパ腫が有名で、その発生数も増加傾向で研究も盛んに行われていますが、ブタのリンパ腫は発生数は少なく病理学的な知見も少ない印象です。発表された職員の方は、組織学的特徴と免疫染色結果を基に、ブタのリンパ腫を組織学的に分類されていました。

2例目の症例は、全身骨髄に病変がみられたブタの症例でした。
リンパ節や実質臓器に病変を作るブタのリンパ腫を診断した経験はありますが、重度な骨髄病変を伴う症例は初めての経験でした。
貴重な症例でした。

午後より、福家が病理標本作製方法について説明を行いました。
病理標本は機械にセットすると全自動でできるのではなく、いくつかのステップを経て綺麗なガラス標本が完成します。
標本を作成する上で重要なことは、「綺麗な組織標本を作成すること」だと思います。
メス傷が入ったり、気泡や異物が入り込んだ標本では適切な観察ができません。
こういったことを防ぐコツやポイントを2時間程度説明させていただきました。

宮崎大学では、卒後教育の一環として年4回程度県職員に対して獣医病理の研修会を実施しており、今回は令和6年度の最初の開催でした。

2024年05月30日

優秀ポスター賞

先日、第11回日本獣医病理学専門家協会学術集会に参加しました。
獣医病理学を牽引する動物病理のエキスパートともいえる先生方が全国各地から集結し、熱い病理トークを繰り広げる本学会ですが、パンデミックの前以来、数年ぶりに現地対面のみという形で開催されました。

学会は主にJCVPスライドフォーラム、ポスター発表、その他講演会等で構成されます。

本年度は宮崎大学からJCVPスライドフォーラムに「牛の精巣」を提出しており、助教授の福家直幸先生が発表されました。このフォーラムでは、各機関が出した診断に対し、他機関の先生方の多種多様な視点から意見をもらうことができる貴重な機会となっているようです。プロフェッショナル同士の白熱した議論を間近に体験することができました。福家先生も今回の発表を通して勉強になったとおっしゃていました。

ポスター発表では、学部5年生の髙田と齋藤が発表を行いました。髙田君の発表は「宮崎県内で重症熱性血小板減少症候群を発症した自然感染猫8例における病理学的検索」で、齋藤の発表は「PCV2不顕性感染豚の鼻咽頭関連リンパ組織におけるISH法によるPCV2およびPRRSVの検出」というタイトルでした。

そして、なんと2題とも優秀ポスター発表賞をいただくことができました!先生方、先輩方、研究室メンバーの皆様のお陰です!このような貴重な研究内容を発表させていただく機会に恵まれ、大変光栄でした。
先生、打ち上げやりましょう!!

実は、1日目夜の懇親会にも参加しました。本研究室を卒業された先生方を始めとして、様々な場で大活躍されている先生方とお話することができました(写真は現在宮崎大学の名誉教授、山口先生との一枚)!懇親会は束の間に感じられましたが、とても有意義な時間でした。

鹿児島のグルメも満喫したところで、新たな学びと出会いがあった素晴らしい二日間でした。貴重な経験をありがとうございました。

2024年03月29日

中核人材育成 第4回宮崎県病理分科会

宮崎大学では卒後教育の一環として、宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
当日は元農研機構北海道研究拠点の門田耕一先生をお招きして牛リンパ造血系腫瘍に関するご講演をしていただきました。
門田先生は牛伝染性リンパ腫に関する研究をなされ、それに関する論文も数多く発表されておられます。


食肉衛生検査所や家畜保健衛生所では牛伝染性リンパ腫の診断件数も多く、今回の講演は現場での診断に役立つ内容でした。
また、病理診断の経験が浅い職員向けに標本作製のコツなども教えていただきました。

午後からは門田先生がこれまでに経験された症例に関して報告していただきました。
特に牛の核内コクシジウム症や顎や鼻腔に発生した好酸球性肉芽腫は、教科書に詳細な記載がない知見で大変勉強になりました。
先日研究室でも牛の鼻腔にできた好酸球性肉芽腫を診断しましたがその原因について苦慮しましたので、これから診断時に考慮する必要性を感じました。
現場で働く職員から多くの質疑もあり、大変貴重な内容であったと思われます。長時間に及ぶご講演、ありがとうございました。

講演後は、県の食肉衛生検査所職員による症例検討を行っていただきました。
当日は1症例分の発表があり活発な議論がなされました。
宮崎大学では、卒後教育の一環として年4回程度県職員に対して獣医病理の研修会を実施しており、
今回が令和5年度の最後の開催でした。次年度も引き続き卒後教育には力を入れていきたいと思います。

2024年03月14日

国試お疲れ様でした

2023年2月21日 国試お疲れ様でしたの会
今年の獣医師国家試験を終えた6年生の先輩方が研究室に来てくれました!

ティータイムだったので、院生のおふたりがエジプト料理をつくってくれました。
どれもおいしくて、手が止まりませんでした!
しばらくすると、今年の国試をみんなで解き始めて、、、意識が高いです、、!

6年生へ色紙などのプレゼントを渡しました。就職先でもたまに私たちのこと思い出してくださいねー!
先輩方にはたくさんのことを教えていただきました。とても感謝していますし、大好きです!!
本当にありがとうございました!

2024年02月21日

中核人材育成 第3回宮崎県病理分科会

2023年11月29日、30日 宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
当日は免疫染色に関する実技実習を2日に分けて実施しました。

当日は、染色したい症例を持ち寄り各自で染色を行って頂きました。

免疫染色は、一般的なプロトコールが存在しますが、染色には若干のスキルが求められます。
今回は、実際に染色を体験して頂くことで、免疫染色法の原理やスキルについて理解して頂きました。

例えば、動物種によって反応する抗体は異なりますし、抗体毎で賦活化条件や発色時間も変わってきます。
さらに、抗体の乗せ方やスライドを拭く加減など、繊細な技術が必要となります。
このような技術は、講義だけではなかなか理解しがたい部分であり、今回の実技実習で実際に体験していただき理解して頂けたと思います。

染色後には、免疫染色の原理と染色方法、染色結果の観察方法の説明や今回染色した標本の評価を行いました。
2日間におよぶ実習、お疲れ様でした。
県職員向けの病理研修会は、今回が3回目の開催でした。引き続き卒後教育には力を入れていきたいと思います。
次回は2月に外部講師を招いた研修を実施する予定です。

2023年12月06日

同門会

2023年11月24日
実に4年ぶりとなる同門会が開催されました!当日は当研究室を卒業された7名の先生方にご参加していただきました。

美味しい食事やお酒とともに先生方の近況報告やこれまでの活動、現在の獣医療現場についてなど、興味深い話をたくさん聞くことができました。

お忙しい中、同門会にご参加いただきありがとうございました!
またのご参加を心よりお待ちしております!

2023年12月05日

送別会2

昨年8月頃に来日された、研究員ラヒマさんのお別れ会を先日実施しました。
お昼に4年生が中心となってお好み焼きを準備してくれて、みんなでラヒマさんのお引越しをお祝いをしました。

最終日には、ラヒマさんへの感謝が詰まった研究室全員のメッセージ、プレゼントを贈りました。ラヒマさんから私たちにも、おいしいケーキとお茶のプレゼントがありました!
こんなにおいしいケーキが家で作れるなんて…ラヒマさん、今度作り方を教えてくださいねー!

1年間という短い間でしたが、ラヒマさんにはとてもお世話になりました!まだまだ私は研究初心者ですが、ラヒマさんからたくさんの技術を教わりました。ご家庭の状況も大変な中、いつも笑顔で私たちを助けてくれてありがとうございました。
新しい場所でも、ラヒマさんらしくがんばってください!
応援しております!

2023年11月24日

中核人材育成 第2回宮崎県病理分科会

2023年11月7日 宮崎大学では卒後教育の一環として、宮崎県職員を対象とした獣医病理の研修会を実施しました。
当日は農研機構鹿児島研究拠点の芝原友幸先生をお招きして豚の感染症に関するご講演をしていただきました。

特に豚のActinobacillus pleuropneumoniaeによる多発性肉芽腫性肝炎に関する内容は、教科書に記載のない知見であり、大変勉強になりました。現場で働く職員から多くの質疑もあり、大変貴重な内容であったと思われます。長時間に及ぶご講演、ありがとうございました。

講演後は、県の食肉衛生検査所職員による症例検討を行っていただきました。
当日は3症例分の発表があり活発な議論がなされました。

宮崎大学では、卒後教育の一環として年4回程度県職員に対して獣医病理の研修会を実施しており、
今回が2回目の開催でした。引き続き卒後教育には力を入れていきたいと思います。
次回は免疫染色に関する実習を実施予定です。

2023年11月20日

毒性病理学について

2023年11月2日
宮崎大学獣医病理学研究室の卒業生であり、現在メディフォード株式会社でご活躍されている友成 由紀 先生にご講演していただきました。

ご講演では毒性病理学の役割についてお話してくださいました。
新薬の安全性、薬効性を確かめるための毒性試験を行い、病理組織学的視点で薬剤の副作用や毒性を突き止め、人の医学・医療に大きく貢献しています。
獣医師という職業は動物のお医者さんだけじゃない!
改めて色々な選択肢があることを知ることができました。

ご講演後は病理研究室でお話をしました!
日々議題を持ち寄り勉強会を行っており、企業同士の交流も盛んだそうです。
業務内容の他にも、当時の病理研究室でのエピソードなど面白いお話も聞けました。
本日は本当にありがとうございました!

2023年11月07日

コロキウムPart2

先日、宮崎大学330ホールにて、『アフガニスタンの現状』コロキウムPart2が開催されました。
当研究室の平井先生が取り組まれてきた、アフガニスタン元留学生への支援活動の一環として、本シンポジウムが企画されています。去年から引き続き、今年はPart2として私たち研究室の学生3名も運営のお手伝いをしながら、講演を拝聴しました。
本年度は、平井先生がパネリストとして登壇されました。
アフガニスタンという国やその歴史、現地の人々が抱える問題などを学び、宮崎大学や宮崎県内における難民支援について広く理解を深めることができました。
支援活動に尽力されている先生方にただただ脱帽です。また、困難な状況に置かれながらも、前向きに生活されているアフガニスタンの方々を間近で見ていたので、新たな生活を日本でスタートできたこと、本当にうれしく思います。アフガンの方々には、いつも元気をもらっていたような気がします、ありがとうございます。

会場では、当研究室の元留学生さんと現役の研究室メンバーで、久しぶりに再会できました!転居先でも、お元気にされているようでよかったです。
子供たちは、半年会わない間にとっても成長していてびっくりしました。日本語も格段に上手になっていて、さすがです。
皆さんが引っ越して寂しくなりましたが、また会いに行きます。お元気で!

2023年10月30日

送別会

就職おめでとうございます!みんなで送別会をしました。
送別会ではそれぞれお言葉をいただきました。

お昼はみんなでワイワイピザ!

メッセージカードとプレゼントを贈呈しました。
メッセージカードには写真も貼ってあり、いろいろな思い出が詰まっています!

メッセージカード、プレゼントの後は作っていただいたお菓子をみんなで食べました。

10か月間ありがとうございました!お仕事頑張ってください!!

2023年09月27日

夏のビアガーデン

7月から取り組んでいた、研究室の引っ越しが8月でやっと終わりましたーー‼
引っ越しお疲れ様会ということで、念願のビアガーデンにやってきました!
外で飲むのを想像していたら、室内でした…あれ?
それでも、久しぶりに研究室のメンバーで一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりしながら、普段はできないような話ができて、とっても楽しかったです!先生方、みなさん、ご参加ありがとうございました!次回は外で!

ビアガーデンの後は、福家先生が教えてくださった「卓球バー」なる珍しいバーに行きました。
隠れ家のような雰囲気のある店内には、卓球台、トランプ、UNOなどがそろっていてとっても楽しいバーでした。
元卓球部の5年生、6年生対平井先生の師弟対決が白熱しました!元卓球部と互角に戦える平井先生に感激しました。
また、おもしろいバーにみんなで行きたいです!

2023年08月04日

都井岬不食草除去作業2回目

「都井岬不食草除去作業 第二回」
先日、半野生馬が生息する都井岬で宮崎大学の学生による不食草除去作業の二回目が開催されました。

6月3日、4日の二日間で宮崎大学農学部の獣医学科22名、畜産草地学科3名が参加しました。
台風もそれ、快晴の中での作業となりました。

伸びきっている不食草たちをみんなで力を合わせて掘り起こしました。
2回目となると前回よりもコツをつかめています!
馬に見守られながら頑張りました!

今回は、2020年にオープンした観光交流館PAKARAPAKA周辺と扇山を中心に除草しました。
たくさんの虫と遭遇し格闘しながらも、綺麗にすることができました!

作業後は豪華な食事をごちそうになりました。
どの料理もとてもおいしかったです!

晴天の下でのびのびとしている馬がたくさん見られました。
母馬のそばで元気に遊ぶ仔馬はとってもかわいかったです!

【教員コメント】放牧地で採食されない場所は不食過繁地となります。本来放牧草として採食できる草が不食過繁地に併合されて採食不能になったり、頻繁に採食 される場所の草種が衰退し、裸地化するなど問題がでてきます。実際やってみると、名称不明な雑草が樹木のように木質化しており、除去作業はかなりの重労働でした。少子高齢化と若者の県外流出もあり、牧組合員だけでは草地管理が難しくなっています。若い学生ボランティアの力をお借りし、不食過繁地の縮小と可食面積の増大を目的に企画しました。

2023年06月08日

都井岬不食草除去作業1回目

「都井岬不食草除去作業 第一回」
先日、今年初めての試みとして、半野生馬が生息する都井岬で宮崎大学の学生による不食草除去作業が開催されました。この作業は、御崎馬の冬場の餌を確保するために、馬が食べられない、いわゆる“不食草”を取り除くというものです。今年は宮崎大学の学生が新たに加わりました。

5月20日、21日の二日間で宮崎大学農学部の獣医学科20名、畜産草地学科15名が参加しました。
当初は雨が心配でしたが、二日間とも天候に恵まれました。

学生一同、初めての鍬に苦戦しましたが、牧組合の方々に教えてもらって頑張りました!土壌に不食草の根が残らないように、“根こそぎ”取り除くのはとっても大変ですね!

作業の後は、皆さんで食事を楽しみました。串間のお魚はとてもおいしかったです!

とても天気が良かったので、たくさんの馬が見られました。そして、今の時期は小さくて可愛い仔馬に遭遇できます。皆さんも是非、都井岬に来てください!

 

【補足説明】2年継続していた冬季補助飼料給餌ですが、今年の3月で終了となりました。
今年度より草地面積の拡大による冬季エサ場の確保を目的として、不食草除去作業を全国乗馬倶楽部振興協会の補助金事業で実施することになりました。以前は草刈り機で除草後、根切り作業をしていたのですが、近年は組合員数の減少と高齢化で草刈り機のみでの除草作業になっていました。今回、若さ溢れる学生ボランティアを募り、根切り作業まですることになりました。昨年までは小松ヶ丘と扇山を隔年で草刈り機で除草していたのですが、今年は小松ヶ丘と扇山の両方実施します。小松ヶ丘の不食草除去作業は5月に終了し、6月初旬に扇山を予定しています。


2023年05月22日

Cape Toi

本日は曇天かつ雨天で、たくさんの馬には出会えませんでしたが、一生懸命採食する馬たちが観察できました。

都井岬には、馬が好んで食べる植物と食べない植物(不食草)があります。

本年度は、馬が好む植物の繁茂を目指して、宮崎大学の学生と都井岬の組合の方が協力して不食草を取り除く予定です。
鎌の使い方を教わりましたが、中々難しいですね!今日から本番に向けて素振り練習です。

帰り路に、恋ヶ浦トンネル付近で、見事なツツジを見つけました!
車の往来に気を付けながら記念撮影。宮崎の桜はもう散り際ですが、こちらは見事に満開でした。

2023年04月06日

Welcome!New Sensei!!

みんなが首を長~くして待ちわびていた新しい助教の先生が本日着任されました!

先生は当研究室の卒業生でもあります。これからどうぞよろしくお願いいたします!!

2023年04月03日

Graduation

ついに先輩の卒業の日となりました。本当に多くの、様々なことを教えていただき、ありがとうございました。

ご卒業おめでとうございます。

お世話になった先生にお礼の、先輩に激励のプレゼントです。良い門出となりますように。

最後の記念撮影です。先輩のご活躍をお祈りしています。

2023年03月24日

Farewell party

就職・引っ越しおめでとうございます! 1年と短かったですが、研究室の大先輩として様々なことを教えていただきました。ありがとうございました!私個人としては・・・今度夫婦円満の秘訣を教えてほしいです!

みんなのメッセージが詰まったアルバムをプレゼントしました。
たくさんの楽しい思い出をありがとうございました。

最後にみんなで記念撮影!これから寂しくなりますが…またいつでも研究室に遊びに来てくださいね!


2023年03月21日

歓迎会

歓迎会

初めてのお好み焼き

就学支援よろしくお願いします。

2022年12月09日

NHK取材・放送(アフガニスタンから家族で避難)

NHK宮崎放送局の取材を受け、11/17(木)に放送されました。放送のリンクは下記です。

出迎えに宮崎空港へ

NHK宮崎放送局のスタッフの方と待つ

無事到着。お疲れ様でした。

記念撮影

立ち話。住まいのこと、お子さんの学校のことなど。

宿舎へ

ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

2022年11月16日

Indonesia Bambang sensei

本研究室の卒業生であるインドネシアBogor Agricultural UniversityのBambang先生が来室。

ネームプレート

名前を発見

2022年11月16日

V37卒業生

V37病理学研究室の卒業生が来室。名札を見て感激されていました。

2022年11月09日

NHK取材・放送(宮崎県のアフガニスタン避難民)

NHK宮崎放送局の取材を受け、11/2(水)てげ・ビビ!で放送されました。

NHK宮崎放送局によるアフガニスタン元留学生支援活動の取材

ウクライナ情勢でアフガンへの関心が失われつつあるため、取材していただけることは大変ありがたい。

今年度、宮崎大学農学部では7名を支援することになっているが、その内の3名を病理学研究室でサポートしています。

来年4月に就職予定。県内の就職候補を挙げてもらっていますが、高い日本語能力が求められており、元留学生の厚い壁となっています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

2022年11月02日

53

ありがとうございます。

 


2022年11月01日

「アフガニスタンの現状」コロキューム

「アフガニスタンの現状」コロキュームが開催されました。支援の輪を広げるために、アフガニスタンの現状をもっと県民や市民の皆様に知ってもらうことが大切。研究室の学生さんも大活躍。



2022年10月30日

Viet Nam Lan sensei


獣医病理学研究室の卒業生であるランさんがベトナム国立農業大学の学長として宮崎県内を視察。前日は宮崎県とベトナム国立農業大学が連携合意書を締結し、農業技術の習得を目指すベトナム人を受入れ(人材育成)、県内の担い手確保にもつなげるとのこと。本県で働く外国人のうち、ベトナム人が最も多く約2400人(約45%)で、そのうち約400人が農業に携わっているとの説明。少子高齢化と人口減少が背景にあり、県としては人材育成だけでなく、人材確保にもつなげる模様。

自身の留学経験から、宮崎大学と学生の交換留学制度や共同研究にも力を入れたいとのこと。宮崎大学で学んだ知識をベトナムでの起業や農業分野に活かして、国の経済を発展させたいとの説明。

若い女性学長で、国会議員としても活躍。

施設見学の前に囲み取材。

獣医学科の施設を見学。この後、私に獣医病理学研究室に行きたいと希望。

大動物施設見学を切り上げ、報道陣を全員引き連れて、病理学研究室へ!山下君が日本語と英語を見事に混ぜ合わせたJapanglishで対応。

病理学研究室伝統の名札。ランさんの名前をようやく発見。このシーンが報道されました。

自分の原点である研究室を大事にしてくれてありがとうございます。



2022年10月14日

卒業生に外部講師を依頼してみた

研究室卒業生に3年生の病理各論の講義で約45分間「毒性病理学の社会的意義や診断病理との違い」などをご説明してもらいました。

学生時代に大形台風が来た時のお話、立山先生の豪快なエピソードなど、とても楽しかったです。また、講義などお願いします。


2022年10月13日

馬追い2日目


全員で記念撮影

御崎馬

写真提供:齋藤さん

2022年10月02日

馬追い1日目

快晴

楽しそうですね。

馬がゆっくりと現れました。

馬の周囲に人がみえます。

この場所でずっと待ち構えていました。

もう少し空を入れたかったな。

馬が走り出す。

杉が背景に入る。

シャッターチャンスはわずか。

馬の後から。


2022年10月01日

馬追い番外編

これは小松ヶ丘の水飲み場。この水源地は赤い四角で囲ってある扇山で、パイプで送水しているのです。

水源地は中腹にあります。

途中に送水パイプが見えます。

馬追い1日目の終わりに監視員さん、野生馬ガイドさん、他大学留学生さん、そして研究室学生さんと水源地を見学に行きました。かなり急な斜面で、膝への負担大です。

取水口の堰兼タンクが見えます。

水源地です。この整備も必要ですね。

2022年10月01日

秋季学位授与式

9月28日創立330記念交流会館コンベンショナルホールにて春季学位記授与式が行われました。

集合写真

医学獣医学総合研究科。研究科長の丸山先生、指導教員、Flukeさん、Niaziさん

答辞

学位記授与

研究室にて。学位記が逆さまになってますよ!

四年生と記念撮影。これは何のポーズ?

その後、空港へ見送りへ。四年間お疲れさまでした。

2022年09月28日

送別会(Flukeさん、Niaziさん)

大学院博士課程のFlukeさん(タイ)とNiaziさん(アフガニスタン)の送別会を行いました。

研究室お決まりのポーズ

皆さん、楽しそうですね。

山口先生と記念撮影


2022年09月27日

卒業式

ご卒業おめでとうございます。

研究室生からのコメント

お決まりのポーズで記念撮影

ご活躍下さい。


2022年03月24日

送別会(周君)

周君、ご卒業おめでとうございます。

優秀ポスター賞おめでとうございます。粘り強く頑張りましたね。旅先のホテルからzoomを使っての受賞記念スピーチでは、背景に洗濯物が写ってましたよ。


2022年03月16日

修了式(Kwanさん)

学位記授与式

研究室にて

研究室でお祝い

一人顔が写ってないよ。

Mathurotさん 朝、誰よりも早く大学に来て、夜遅くまで研究室に残って、大学院生の鏡ですね。母国での成功を願っています。

2021年09月30日

2020年画像

20200625

20200821

20200924

馬追い

馬追い

馬追い

20201127卒論発表会

2020年11月27日

2019年画像

2019年10月

集合写真

集合写真

集合写真


2019年12月01日