優秀ポスター賞

先日、第11回日本獣医病理学専門家協会学術集会に参加しました。
獣医病理学を牽引する動物病理のエキスパートともいえる先生方が全国各地から集結し、熱い病理トークを繰り広げる本学会ですが、パンデミックの前以来、数年ぶりに現地対面のみという形で開催されました。

学会は主にJCVPスライドフォーラム、ポスター発表、その他講演会等で構成されます。

本年度は宮崎大学からJCVPスライドフォーラムに「牛の精巣」を提出しており、助教授の福家直幸先生が発表されました。このフォーラムでは、各機関が出した診断に対し、他機関の先生方の多種多様な視点から意見をもらうことができる貴重な機会となっているようです。プロフェッショナル同士の白熱した議論を間近に体験することができました。福家先生も今回の発表を通して勉強になったとおっしゃていました。

ポスター発表では、学部5年生の髙田と齋藤が発表を行いました。髙田君の発表は「宮崎県内で重症熱性血小板減少症候群を発症した自然感染猫8例における病理学的検索」で、齋藤の発表は「PCV2不顕性感染豚の鼻咽頭関連リンパ組織におけるISH法によるPCV2およびPRRSVの検出」というタイトルでした。

そして、なんと2題とも優秀ポスター発表賞をいただくことができました!先生方、先輩方、研究室メンバーの皆様のお陰です!このような貴重な研究内容を発表させていただく機会に恵まれ、大変光栄でした。
先生、打ち上げやりましょう!!

実は、1日目夜の懇親会にも参加しました。本研究室を卒業された先生方を始めとして、様々な場で大活躍されている先生方とお話することができました(写真は現在宮崎大学の名誉教授、山口先生との一枚)!懇親会は束の間に感じられましたが、とても有意義な時間でした。

鹿児島のグルメも満喫したところで、新たな学びと出会いがあった素晴らしい二日間でした。貴重な経験をありがとうございました。

2024年03月29日