2026不食草除去作業2回目
2026年6月20日から21日にかけて、今年度2回目の不食草除去作業を実施しました。本作業は、御崎馬が食べることのできない“不食草”を取り除き、冬季の採食環境を整えることを目的としています。今回は、宮崎大学農学部獣医学科から21名、畜産草地科学科から5名、計26名が参加しました。
事前の予報では雨天が心配されており、過酷な状況での作業も懸念されていました。そのため、出発前には研究室の窓辺に多くのてるてる坊主が飾られ、天候の回復を祈願いたしました。その甲斐もあり、当日は予報を覆す見事な晴天に恵まれました。美しい青空と海が一望できる絶好のコンディションとなり、幸先の良いスタートを切ることができました。
当日は梅雨の晴れ間ということもあり、強い日差しが照りつける炎天下での活動となりました。急傾斜地での不食草除去は想像以上に体力を要しますが、熱中症対策としてこまめな水分補給や日陰での休憩を徹底いたしました。厳しい環境下ではありましたが、お互いに声を掛け合い、終始和やかな雰囲気の中で安全に配慮して楽しく作業を進めました。
2日間にわたる活動の成果です。作業前後の比較写真からもわかる通り、広い範囲に自生して草原を覆っていた不食草を、きれいに除去することができました。特に地下茎で繁殖するノイバラ等は、草刈り機で地上部を刈り取った後、ツルハシを用いて根ごと掘り起こす必要があります。全員で泥だらけになりながら力を合わせて根気強く作業を行った結果、馬たちの好む草本類がのびのびと育ちやすい健やかな環境を再生することができました。
作業の合間にいただいた食事は、どれも活動の大きな原動力となりました。初日の昼食にはスタミナのつくお弁当が用意され、夜は宿泊先である「黄金荘」のテーブルを囲み、地元ならではの新鮮な海の幸を贅沢に使った御膳を心ゆくまで味わいました。また、2日目の締めくくりとなった昼食の具沢山カレーも非常に好評で、素晴らしい食事の数々は、長時間の作業で消耗した心身を優しく満たしてくれました。
活動中や休憩時間にはすぐ間近でのんびりと佇む御崎馬の姿をたくさん観察しながら不食草除去に取り組みました。都井岬ならではの美しい自然と馬たちの愛らしい姿に、参加者一同、大変癒されながら最後まで体力を維持することができました。今回をもちまして、今年度の不食草除去作業はすべて無事に終了いたしました。暑い中、熱心に作業に取り組んだ26名の参加学生のみなさん、本当にお疲れ様でした。また、今回も温かくサポートし、ご協力いただいた関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。