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現在の学生紹介

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2) 研究室優先捕獲魚種リスト
3) 魚類学関係の重要リンクサイト
4) 入室後の研究室活動におけるすぐ知っておくべき事項

過去の学部卒業生と修士・博士修了生
★過去の学部卒業生
★過去の修士修了生
過去の博士修了生



● 独学の精神
  大学に入学して希望の学科に入学できても、その分野のすべての講義や実験があって学べるわけではない。例えば研究の過程で学術用の写真を撮影する必要が生じれば、最低限の撮影技術や最近のデジタルカメラによる印刷までを考えたデジタルファイルの扱い方の最低限の知識が直ちに要求される。
 そのような知識は通常芸術・写真系の大学や大学院、あるいは写真専門学校にいかないと誰にも具体的には教えてもらえない。しかし、一度デジタルカメラの構造や撮影技術に関する本、あるいはデジタルファイルの扱い方の本を、基本から体系的に自分で学べば、大きな間違いを犯すことはない。つまり、ある分野の知識が自分に欠けていると思ったら、その分野の本をじっくり体系的に一読することを勧めます。
 いまやインターネットの世界から多くの情報や知識を仕入れることが可能な世界となっている。こんな便利な世界を使わない手はない。写真撮影は何回もチャンスはなく、シャッターチャンスは1回である。日頃からの経験と知識がある意味試されている結果が、1枚の写真の善し悪しの結果として如実に現れるのです。若いときに自ら何でもどん欲に知識を仕入れてやろうという独学の精神をもっていたら、10年後や20年後には、知らぬ間にその人は大きな成長をすると思います。
 興味をもって自分で色々学ぶことは、ほんと楽しいことです。


● 卒論とは?

 一言でいうのは難しい。しかし、1年程度で何か研究した結果を、その分野の考え方に基づいてまとめて、新知見をどう解釈するのか、また見方をどのようにまとめて提示するかということを試されている物ということは出来ると思います。英語で書かれた論文を読んだり、それをゼミで発表したり、あるいはデータをまとめて中間報告をしたり、その中で自分の知らないことを調べたりしながら理解を深め、別のアイデアが浮かんだりして、そのアイデアの遂行するためのサンプルを採集するために新たに人と交渉したりするでしょう。その過程の中で研究の方向性を変更したりしながらも、最後には1年間やってきた結果をまとめる必要があります。そしてみんなの前で自分がやってきた結果を分かりやすく図や表を作成して発表することになります。また、卒業論文も平行して進めて提出します。結構、大変です。でも楽しいですよ!
 人が生きていく時、人は社会生活を営む動物であり、卒論研究の過程というのはある意味、社会の中で求められている「実務能力」ともいえます。研究結果の善し悪しは、テーマにより1年でやるには難しい場合もあり、また先生方もよく分かっていないから研究するのであるので、簡単には前にいかないと理解しているでしょう。結果を気にせず、真実を知ろうとする行為は、人間の成長、歴史の証です。


大学院修士・博士進学の心構え
 これも一言でいうのは難しい。覚悟していく、という考え方もあるが、私は知識を得ることや研究が楽しいから行くと考えたい。大学院修士はテーマに沿って、研究のイロハを学び、その成果を公表出来る実務能力としての研究者としての最低限の免許を持つということか。博士号は自立して自分の足で立って研究計画を進められる能力を身につけるという意味にもなるかもしれない。従って博士号は研究者の免許である。自動車の免許と同じで、研究者なら普通のことである。必死でやれば、博士号ぐらい誰でも取得出来ます。
 次の本の一読を勧める。米国科学アカデミー編(池内 了訳) 科学者をめざす君たちへ −科学者の責任ある行動とは− (株)化学同人,
東京、 90 pp. (On being a scientist RESPONSIBLE CONDUCT IN RESEARCH)









 




過去の博士修了生:

  • H13 (2001) 長野直樹
  • H15 (2003) 本村浩之
  • H17 (2005)Andy Iqbal Burhanuddin 
  • H18 (2006) Anirban Chakaraborty
  • H20 (2008) 日高浩一(単位修得退学)
  • H27 (2016) 田中文也

 
 
 
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