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宮崎大学 教育学部 音楽教育講座教員の専門分野は、音楽科教育、ピアノ、声楽、指揮・作曲です。【学校教育課程】【小中一貫教育コース】【小学校主免専攻/中学校主免専攻】【音楽専修】

TEL. 0985-58-2889 (学部総務係)

〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1

教員紹介FACULTY

音楽教育講座専任教員について

宮崎大学教育学部音楽教育講座は5名の専任教員で構成されており、専門分野は、音楽科教育 (2名)、ピアノ、声楽、指揮・作曲です。各教員のプロフィール等は以下をご覧ください。

菅 裕 酒井勇也 阪本幹子 藤本いく代 浦 雄一


音楽科教育 [教授] 菅 裕 SUGA, Hiroshi

SUGA

【担当科目】初等音楽科教育法I・II、中等音楽科教育法I〜III、教職大学院開講科目、他

【プロフィール】大分県立佐伯鶴城高等学校卒業。広島大学教育学部教科教育学科卒業。広島大学大学院教育学研究科博士課程前期音楽教育内容学 (作曲) 修了。広島大学附属中・高等学校音楽科教諭、福島大学教育学部助教授を経て、現在宮崎大学大学院教育学研究科教授。音楽科教員の実践的指導力に関する研究を行っている。研究論文「経験年数の異なる5名の吹奏楽指導者の演奏指導方法と指導観の比較」により日本音楽教育学会第2回学会賞を受賞。主な著書に『音楽教育研究ハンドブック』(音楽之友社)、『中学校・高等学校教員養成課程音楽科教育法』(教育芸術社)。訳書にD. ヴァイニング著『トロンボーン奏者なら知っておきたい「からだ」のこと』(春秋社)。日本教科教育学会理事。

【メッセージ】「なぜ学校で音楽を教えるのでしょう?」「音楽を教えるとは何を教えることなのでしょう?」教室内の音楽経験を越えて、児童・生徒をより広い音楽芸術の世界へと導いていくことが音楽教師の務めです。そのために、音楽教師は音楽の価値や意義についての確固とした信念を持たなければなりません。どうやって教えるのかを問う前に、なぜ、何を教えるのかについての高い見識が必要なのです。3年生から始まる「初等音楽科教育法」や「中等音楽科教育法」では、こうした疑問について一緒に考えながら、音楽科教員としての力量を高めていきます。


音楽科教育 [講師] 酒井 勇也 SAKAI, Yuya

SAKAI

【担当科目】初等音楽科教育法I・II、中等音楽科教育法I〜III、音楽史I・II、他

【プロフィール】山口県立宇部高等学校卒業。広島大学教育学部第四類音楽文化系コース卒業。静岡大学大学院教育学研究科修士課程 (器楽・声楽専修) 修了。広島大学にて博士 (教育学) 学位取得。主な研究領域は、サクソフォン独奏等の芸術活動を基盤とした音楽教育実践研究。近年は、特に科学技術を活用した音楽表現に焦点をあてて研究を進めている。これまでに、サクソフォン独奏で、第5回横浜国際音楽コンクール第3位入賞、第58回西日本国際音楽コンクール福岡県教育委員会賞等を受賞。ソロ・リサイタルや室内楽演奏会等の芸術活動をはじめとし、研究発表、論文等執筆活動、吹奏楽指導等、幅広く活動している。宮崎大学吹奏楽部顧問。

【メッセージ】「音楽史」では、様々な作品の鑑賞、創作や楽器体験等を通して、西洋音楽・日本の伝統音楽・諸民族の音楽に関する知識・理解を深めていきます。「初等音楽科教育法」では、唱歌・J-Popなどの演奏や音楽づくりに取り組む中で、移動ド唱法・コード伴奏法・ICT活用法について、学修していきます。「中等音楽科教育法」では、ICT端末や音楽制作ソフトウェアを活用した創作活動や模擬授業等によって、未来の音楽科授業をクリエイトし実践していくために必要な知識・技能を養っていきます。音楽教育講座のバラエティに富んだ授業の中で、才能の原石を発掘し、一緒に磨いていきましょう!


器楽 (ピアノ) [教授] 阪本 幹子 SAKAMOTO, Mikiko

SAKAMOTO

【担当科目】鍵盤楽器概論、基礎ピアノ、ピアノI〜III、ソルフェージュ、音楽表現研究I・II、他

【プロフィール】宮崎市出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業。アムステルダム音楽院Postgraduate Course および鳴門教育大学大学院修士課程修了。海外のマスタークラスでも研鑽を積み、文部科学省在外派遣研究員期間中にはオランダを中心に演奏活動を展開。これまでソロリサイタルのほか、室内楽演奏会を東京、広島をはじめ各地で行うなど、器楽・声楽のアンサンブルピアニストとしても活躍している。オーケストラとの共演では、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキー、ラフマニノフの協奏曲を演奏。ピアノ音楽の魅力を多角的な視点で伝える企画に携わるほか、全国各地でコンクール審査や公開講座講師、文化事業に関する委員を務めるなど、後進の育成と音楽文化の発展に力を注いでいる。日本演奏連盟会員。

【メッセージ】ピアノ・・・得意な人も、苦手な人もいるでしょう。しかし心配は要りません! 個々のレベルに応じた授業が展開され、力量に応じた伴奏技術の修得など、音楽を敬愛する心を育てながら教員として必要なピアノ演奏のスキルを身に付けていきます。ソルフェージュでは、吹奏楽の指導などで必要なスコアリーディングを軸に、音楽実践の基礎を学びます。一方、本学音楽専修の学生は、全国規模の音楽コンクールで入賞することも珍しくありません。実践的な教員免許の取得と自分の音楽を磨くこと、どちらも叶えたい方をしっかりサポートしていきます。


声楽 [教授] 藤本 いく代 FUJIMOTO, Ikuyo

FUJIMOTO

【担当科目】声楽概論、基礎声楽、声楽I〜III、合唱I〜III、音楽表現研究I・II、他

【プロフィール】熊本県立第一高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。毎日新聞社・NHK共催『第56回日本音楽コンクール』第3位、東京都台東区主催『第8回奏楽堂日本歌曲コンクール』第2位入賞。ソロリサイタルを開く他、『デュリュフレ/レクイエム』『フォーレ/レクイエム』『J.S.バッハ/マタイ受難曲』等の宗教曲や『ベートーヴェン/交響曲第9番合唱付』宮崎県立芸術劇場主催『オルガンとその仲間たちシリーズ』『チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団宮崎公演』等のソリスト、作曲家の磯部俶、中田喜直、大中恩、湯山昭諸氏とその作品演奏で共演するなど、宮崎を拠点に幅広く活動している。海外研修では、エリー・アメリンク、ロバート・ティアー、ピエロ・カップッチッリ、レッラ・クベルリ、マリアナ・リポヴシェク、ぺーター・シュライヤー、ミレッラ・フレーニ諸氏のマスタークラスにて研鑽を積む。宮崎市市制90周年教育文化功労賞受賞。現在、宮崎大学教育学部教授。日本声楽発声学会会員。

【メッセージ】「声楽」では、コンコーネ等の練習曲から歌曲やオペラ・アリアまでの成長段階に沿った教材を使用しながら、レッスン形式で歌唱力と個性を伸ばしていきます。「合唱」では、学期毎のテーマに沿った作品に取り組みます (例: Ave Maria 特集、ゴスペル特集、etc.)。また、合唱指導実践も取り入れていますが、指導者としての責任感と音楽作りへの意識向上のための第一歩として、教育実習に臨む学生達に好評です。声楽や合唱では自分の身体が楽器・・・つまり、世界に唯一の楽器なのです。皆さんの素晴しい楽器を、ぜひ一緒に磨いていきましょう!


指揮・作曲 [准教授] 浦 雄一 URA, Yuichi

URA

【担当科目】音楽理論、作曲法、指揮法、合奏I・II、音楽表現研究I・II、他

【プロフィール】広島学院中・高等学校を経て、武蔵野音楽大学作曲学科卒業。米国・セントクラウド州立大学 (St. Cloud State University) 大学院修士課程器楽指揮専攻およびアイオワ大学 (The University of Iowa) 大学院博士課程管弦楽指揮専攻修了。音楽芸術博士 (Doctor of Musical Arts in Orchestral Conducting)。2012年より宮崎大学に奉職し、現在、同大学教育学部准教授。傍ら、宮崎市消防団音楽隊楽長、宮崎市文化芸術審議会委員等を務めるほか、九州各県にてコンクール審査員を歴任するなど、専門領域を生かした活動を積極的に行っている。日本指揮者協会、日本音楽表現学会、全九州大学音楽学会各会員。吟道水真流師範代。

【メッセージ】皆さんは「指揮なんて誰がやっても同じ・・・」などと思っていませんか? もしそうなら、それは大きな間違いです! 「指揮法」の授業では、「わかりやすい指揮」「伝わる指揮」の秘密を一から学び、教育実習や将来合奏・合唱を指導する際の拠り所となる技術を身につけてもらいます。「合奏」では主に吹奏楽で使用される楽器の演奏・指導法を学びます。「音楽理論」および「作曲法」では、楽曲分析に必要となる和声学を勉強し、さらに実際の創作に発展させるなど、理論分野においても系統立てたプログラムを提供しています。


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