計算生物学 Computational Biology
情報技術で、生命の仕組みの理解や診断・創薬などの医学への貢献を目指しています
学生さんへ
計算生物学は計算機を使って生物データを解析する分野です。生命の仕組みの理解や診断・創薬などの医学への貢献を目指しています。
計算生物学は実験機器や計算機の性能向上とともに、ここ数年でかなり注目される分野になりました。 計算生物学の解析技術は統計解析、人工知能、数理モデル、ソフトウェア開発など、生命科学研究に限らず幅広く利用されている技術が使われています。 就職後、生命科学に関わる仕事でない場合でも、研究してきた技術は無駄にはなりません。 生命科学や医療に貢献できる研究であれば何でも受け入れますので、興味のある方はぜひ当研究室をご検討ください。
研究室の活動は研究室方針を参考にしてください。
興味を持ったら
見学等を希望される場合は、直接、教員室に来ていただいても構いませんが、まずはメールでのご連絡を推奨します。
*工学部工学科情報通信工学プログラムでは、生物の授業がありませんので、深く理解して研究を進めたい方は早めにご連絡ください。 教養教育の「遺伝子操作入門」「生命科学研究入門」などの生命科学系の授業を受けるとよいと思います。また、「Essential細胞生物学」や 「THE CELL細胞の分子生物学」などが標準的な生物学のテキストになります。
*2023年度から3年次の選択科目「生命情報処理」で専門分野の授業をします。生物系科目の習得は必須ではありませんが、プログラミング系科目、 数学系科目の習得を前提としています。
*計算生物学全般については、バイオインフォマティクス学会が実施している バイオインフォマティクス技術者認定試験をもとに勉強すると、 当研究室に関連した幅広い知識を得ることができます。
学外から当研究室を希望される方へ
当研究室は、 宮崎大学工学部工学科情報通信工学プログラム(学部)、 宮崎大学大学院工学研究科工学専攻先端情報コース(修士課程)、 宮崎大学大学院農学工学総合研究科物質情報工学専攻数理情報工学コース(博士課程) から受け入れを行っています。当研究室を希望される方は、各入試情報をご確認ください。 修士課程、博士課程から希望される方は、まずはメールでご相談ください。
共同研究を希望される皆さまへ
実験系研究者や情報系研究者、地域の皆様、生命科学や医療情報システムに関する共同研究・開発を広く歓迎いたします。 また、研究室の研究領域を広げるため、計算生物学に限らず、さまざまなデータ解析、情報技術によるデータ収集方法、 シミュレーションに関する研究も歓迎いたします。 まずはメールでご相談ください。