作物に害を及ぼす雑草について研究しています

雑草は、作物とは異なる生態をしており、また作物栽培においては害を及ぼす植物とされています。
雑草の生態は、発生するその地域によって異なります。特に、宮崎のような暖地では、他の地域には見られない雑草があり、それらが農業現場において大発生し、作物生産に影響を及ぼしている事例があります。
そこで、それらの雑草を防除することを目的に、どのような環境(水、光あるいは温度)で発芽するのかなどの種子の発芽生態、発芽した幼植物がどのような条件(高水分あるいは乾燥)下でどのような生育をし、また新たな種子を生産するのかなどの生育特性について、水田に発生する水田雑草および畑や果樹園に発生する畑雑草に区分して研究をしています。
・現在の研究対象雑草
<水田雑草>
コナギ
クサネム
<畑雑草>
マルバツユクサ
カロライナツユクサ