白血球、赤血球や血小板の数や肝臓、腎臓などの数値を測定し、症例の状態の把握を行います。
加えて、体の血の止まりを測る血液凝固系検査、ホルモン濃度を測定する機械も設置しており、院内で迅速な検査が可能になります。
血糖値やALT、ALPといった肝臓、BUN、CREといった腎臓などの検査を行います。
出血した血液がどれくらいの時間で止まるのか測定します。
体の中の甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンといったホルモンの測定や総胆汁酸の測定ができます。
動物の赤血球数、白血球数、血小板数を自動で測定します。
診察室は広々と使用しております。
レントゲン検査の結果など各種検査をその場でご覧になれるようにパソコンを設置しています。
また、当院は教育病院でもあるため、学生が出入りすることもあります。
実際の検査画像を示しながら、ご説明いたします。
動物は体重計に乗って、測り終わるまで待っていてくれることの方が少ないです。
そのため、診察台と体重計が一緒になったこのような台で体重測定を行います。
顕微鏡を用いて、血液、尿や針生検から得られた細胞や物質の種類の違い(血球、結晶など)を分類します。
当院では顕微鏡横のモニターに顕微鏡画面を写し、教育への使用や画像の保存を行っています。
ワンちゃん、ネコちゃんのお薬は微量になってしまうことが多いため、錠剤、粉剤にかかわらず用法用量に合わせて分包することができます。
ただし、お薬一つずつの分包になりますので、飼い主様をお待たせすることも多々あります。
最新の検査機械を駆使して手術を行っております。
こちらの手術室は陽圧手術室であり、よりクリーンな環境で手術を行います。
人工換気(従量・従圧式)の切り換えだけでなく、全身麻酔薬にイソフルランとセボフルランの両方の気化器がついています。
[手術室と陽圧手術室]
全身麻酔をより安全に行う上で必要な心電図や血圧のモニタリングを行うための機械です。
血液の中のpH、酸素の濃度、二酸化炭素の濃度などを測定する機械です。
手術中に血管の確認や骨の確認などに使用しています。
手術時の止血、切開など幅広く活躍する機械です。
手術中に電気メスでは止血・切開のしにくい部位に使用します。
当院では低侵襲外科手術にも力を入れております。
この腹腔鏡装置を使うと、最小1cm程度の傷口いくつかで、お腹の中などの様々な検査や外科手術ができます。
ただし、適応される手術には限りがありますので、詳しくは担当の獣医までご相談ください
[各手術室]
全身麻酔中などに体温が低下するのを防ぐために温風が出る機械を用いています。
入院が必要なワンちゃんの入院するお部屋です。
小型犬から大型犬まで様々な種類のワンちゃんが入院します。
ネコちゃんが安心して入院できるよう、ネコちゃん専用の入院室を用意しております。
様々な理由で集中管理の必要なワンちゃん、ネコちゃんが入院しています。
採取した尿や膿などを的確な抗生物質の投与を行うために細菌培養検査・薬剤感受性試験を行っています。
手術や検査のための全身麻酔の導入室です。
胃や小腸といった消化管の生検、誤って食べてしまった石などの異物の摘出に使用しています。
眼科の手術時に眼を拡大して見るための特別な顕微鏡です。
緑内障などで眼圧が上昇しているときに使用する手持ちの測定器です。
様々な場所でのレントゲン検査が可能な移動式のX線撮影装置です。
動物のお腹の中や心臓などを超音波を用いて見えるようにする機械です。
X線を用いて動物の体の中を影絵のように撮影します。
当院は世界最大の大きさを誇るCT装置を有しており、イヌネコだけでなく、小さいものはネズミ、大きい動物でウシなどのCT検査を行っています。
大動物(ウシなど)に全身麻酔をかけるときに使用します。
人間用やワンちゃん用に比べて、一つ一つのパーツが規格外の大きさをしています。
CT・MRI検査の画像を解析するためのソフトを用意しており、3Dでわかりやすい画像を作成しております。
脳脊髄などの病気を検査するためにはMRI装置が必要になりますが、当院ではその中でも、3.0Tといわれる臨床使用のための最上位機種を備えております。
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当院は「宮崎地域動物医療ネットワーク」の中核病院です。
宮崎大学農学部附属動物病院
住所:宮崎県宮崎市学園木花台西1-1
TEL:0985-58-7286(動物病院受付)
FAX:0985-58-7156(動物病院受付)
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