当研究室では、腹腔鏡による検査や外科治療を行っております。腹腔鏡は、傷が小さいだけでなく拡大視野が得られることから、熟練した技術を持てば、非常に安全に手術を行うことができます。
手術の際の傷も小さく、動物の術後回復が早いことも特徴で、退院までの日数も短くてすみます。
通常、右側の副腎腫瘍であれば腹部正中切開を行うため、 15cm程度の切開創(赤矢印)が必要であるが、腹腔鏡手術では 3cm、1cm×2の3カ所の切開創で手術が可能である。 ただし、腹腔鏡のメリットは切開創の大小だけではない。 腹腔鏡の最大のメリットは、拡大視野が得られること、 モニターを見ながら手術を行うため、麻酔師や手術助手、 そして外回りのスタッフのみんなが手術を見ることが でき、手術中に術者が今何をしているかがはっきり分かるため より安全性の高い手術となる。
諦めずにご相談ください。
宮崎大学農学部獣医学科 動物病院研究室
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