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宮崎日日新聞一面に掲載されました


研究室の研究内容が宮崎日日新聞一面に掲載されました。

宮崎日日新聞 平成27年9月23日付 1頁
「太陽光エネで水素製造 変換率24%世界最高」
 西岡准教授、太田特任助教、東京大学の杉山正和准教授、藤井克司特任教授らの研究グループは、高効率太陽電池の電力で水を電気分解するシステムを構築し、太陽光エネルギーの24.4%を水素に蓄えることに成功しました。水素は自動車などのクリーンな燃料として今後の需要増大が見込まれますが、現在は化石燃料から製造されています。今後、日本の再生可能エネルギー依存度を高めるためには、太陽光から効率よく低コストで水素を生成する技術が求められます。

 西岡准教授らは、高品質な太陽電池をレンズで集めた強い光のもとに置いて発電する集光型太陽電池を用い、水の電気分解装置との電気的接続法を改良することでエネルギー損失を低減、水素へのエネルギー変換効率24.4%の世界最高効率を実際の太陽光のもとで実現しました。

本成果は応用物理学会の国際論文誌Applied Physics Expressに2015年9月16日に発表され、スポットライト論文に選ばれました。