胆泥症とは
胆嚢内に泥状の物質が貯留する疾患です。多くは無症状で治療の必要はないかもしれませんが、泥が総胆管閉塞を引き起こすこともあり、注意が必要です。
胆泥症は、多少の増減はありますが進行しない場合と進行性に胆泥が貯留する場合やその後に胆嚢粘液嚢腫のようになる場合があります。注意深く経過観察をする必要があります。
胆泥の貯留量は、症例によって様々です。
下の図は胆泥症のエコー画像とその内容物です。
図
A(a)軽度胆泥症のエコー画像と内容物
B(b)中程度胆泥症のエコー画像と内容物
C(c)重度胆泥症のエコー画像と内容物