原子核物理研究会「広い意味での核反応研究のこれから」
日時:2009年2月21日(土)10:30より
場所:青島サンクマール 3階会議室 (〒889-2164 宮崎県宮崎市折生迫7408)
趣旨:
ハドロン多体系である原子核の振る舞いを調べ、その基本的な法則性を探るためには、プローブである核反応に関する理解が不可欠である。より詳細な原子核構造や、不安定核・クラスター核等の核構造研究を進めるためにも、微視的描像に基づく核反応研究の意義は大きい。J-PARC及びRIBFで今後展開されていく新しい核物理研究においても、今まで安定核の研究において適用されてきた核反応物理学の成果を共有し、さらに発展させて行くことが重要であることは言うまでも無い。
そこで本研究会では、RCNPリングサイクロトロンにおける今日までのハドロン核反応の研究成果を総括し、様々な核反応プローブに関する「新核反応研究」の方向性を探る。今後J-PARC、RIBF及びRCNPの第2ステージで展開される実験計画を踏まえて、原子核の構造及びダイナミックスの微視的な解明を目指した研究の礎としたい。
プログラム:pdfファイルも用意しましたので印刷用にご利用下さい。下記講演タイトルからプレゼンテーションファイル(pdf)へのリンクを張りました。
1.研究会 「広い意味での核反応研究のこれから」 |
10:30〜16:30 |
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2.記念講演
「私の四十年の研究と核物理への遺言」
宮崎大学工学部教授 坂口治隆 |
17:00〜18:00
座長:野呂哲夫(九州大学) |
研究会に引き続きまして記念企画を催しますので、そちらへのご参加も宜しくお願いします。
申込み:こちらよりお願いします。(受付は終了しました。)
「広い意味での核反応研究のこれから」研究会世話人
畑中吉治、岡村弘之、與曽井優、民井淳、嘉規香織、村上哲也、小林俊雄、
酒見泰寛、伊藤正俊、松田達郎、前田幸重
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